13日『格闘代理戦争3rdシーズン』(AbemaTV)が放送された。
格闘界のレジェンドたちが次世代を担う選手を発掘する「格闘リアリティ番組」。第3弾では「総合格闘技/女子」を舞台に、ファイターたちがトーナメントの頂点を目指す。優勝者には賞金300万円と、「ONE Championship」とのプロ契約の権利が与えられる。
1st、2ndシーズンと『格闘代理戦争』に参加し、番組を大いに盛り上げた山本“KID”徳郁が9月18日に他界。KIDが主宰する<KRAZY BEE>のトップファイターたちはKIDの意志を受け継ぐべく一丸となり、3rdシーズンに<TEAM KRAZY BEE>として参戦を表明した。
「徳さんのために優勝したい」と勝利を誓う推薦選手のaiは、現在<KRAZY BEE>でキッズレスリングのコーチを務めており、2010年のレスリング世界学生選手権大会51kg級で3位の経歴を持つ。
彼女の最大の武器は世界レベルの高速タックル。一方で打撃は未経験ということもあり、現在は練習のほとんどを打撃に費やし、一打一打の感覚を体に染み込ませているという。
トレーナーの日吉伸尊は「組みの選手が打撃を覚える方が早い」と解説すると「本番はかなりヤバいと思いますね」とaiの伸びしろに期待。ai自身も「<KRAZY BEE>の打撃で勝ちたい」と、優勝に向け闘志を燃やしていた。