18日、テレビ朝日本社で『ミュージックステーション』の新サブMCお披露目会が行われ、入社1年目の並木万里菜アナウンサーが就任することが発表された。また会見には、下平さやかアナウンサー、武内絵美アナウンサー、堂真理子アナウンサー、竹内由恵アナウンサー、そして前任の弘中綾香アナウンサーら歴代のサブMCも登場。「タモリさんの印象、印象的だったエピソード」についてトークを繰り広げた。
これまで視聴者側にいたという並木アナは、「自分の生活とは遠い存在というか、テレビでいつも観ているタモリさんという存在で。初めて生でお会いしてご挨拶した時は、仙人のようだなと感じました。それくらい遠い存在が身近に、次から一緒にお仕事をさせていただくのは本当に光栄なことだなと。黄色い、温かいオーラが出ていました」とコメント。
下平アナは、「最初は縁側で思索に耽るという情景が似合うと思ったんですけれど、よく考えると私がご一緒した時、タモリさんは50代になられたばかりといった頃。随分早くから悟りを開いていらしたんだなと、改めてすごい方だなと思います」と印象を語った。
堂アナは、「テレビで拝見していたままの印象で、優しくて温かくて。一番印象に残っているのが、ガチガチに緊張している私の横で『生放送で緊張しない人なんていないよ。緊張するのが当たり前だよ』と優しく声をかけてくださった。ふっと肩の力が抜けたのを覚えています」とやり取りを告白。
弘中アナは、「タモリさんは本当に生の音楽が大好き。私『タモリカップ』にお邪魔したことがあるんですが、そのステージでタモリさんが好きなサルサの生バンドの演奏がありまして、気がついたらタモリさんと『タモリ倶楽部』に出演されている安斎肇さんと私で踊ってました(笑)」と明かした。
竹内アナは、「入社して最初の担当番組でいろいろ学ばせてもらいましたが、タモリさんには『アナウンサーらしくしなくていんだよ』『ありのままの姿で大丈夫』だと教わりました」とコメント。また、タモリがウイスキー好きだということから、「教えていただき私もウイスキーに目覚めました。今でも結構飲むんですけど、周りからは『何でウイスキーがそんなに好きなの』と訝しがられる(笑)」と影響を受けたエピソードを明かした。
武内アナは、「堂さんと一緒で、『緊張しない人はいない』『緊張しないほうがよくない』と言っていただいたことを覚えています。あと少し慣れてきたころ、リハーサルの時にお料理を教えてもらったりして、リラックスしていました。タモリさんはたくさんのアーティスト、芸能人の方にお会いしていると思うのですが、アーティストへの尊敬心を忘れないというスタンスで司会をされているのが印象的。アーティストを最優先に考えていらっしゃいました」と語った。
★『Mステ』開始当初、サブMCは中原理恵、生島ヒロシ、有賀さつきさんらが務めていたが、1996年4月以降、テレビ朝日の女性アナウンサーが歴任。それぞれの担当時期と、担当開始時の入社年度は以下のとおり。
【1代目】1996年4月~2000年3月 下平さやかアナウンサー(入社2年目)
【2代目】2000年4月~2004年3月 武内絵美アナウンサー(入社2年目)
【3代目】2004年4月~2008年9月 堂真理子アナウンサー(入社1年目)
【4代目】2008年10月~2013年9月 竹内由恵アナウンサー(入社1年目)
【5代目】2013年10月~2018年9月 弘中綾香アナウンサー(入社1年目)
【6代目】2018年10月~ 並木万里菜アナウンサー(入社1年目)