来月上旬、世界各国から300人以上の僧侶が一堂に会する大イベント「世界仏教徒会議」が10年ぶりに日本で開催されることをご存知だろうか。
18日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、仏教の未来を憂い、会議に向けて奔走する若き僧侶の姿を追った。
「世界仏教徒会議」は、その名の通り、眉間にシワを寄せながら、活動報告などを行う真面目なプログラムばかり。当然ながら、一般の人が楽しめる要素は一切ない。そこに風穴を開けようと奮闘するのが、三重県の四天王寺で第54世住職を務める倉島隆行さん(41)だ。各地の宗派が加盟する「日本仏教青年会」の理事長を務め、11年前には伊勢で開かれた「国際宗教フォーラム」の世話人として、あのダライ・ラマ14世を招聘。まさに将来の仏教界を背負って立つ"若きニューリーダー"だ。一方、愛用のノートPCには「チームラボ」のステッカーを貼るなど、感覚はまるでIT企業の社員のよう。