AKB48グループが出演する舞台『マジムリ学園』が19日、東京・日本青年館ホールにて開幕。これに先駆け、マスコミ向けの囲み取材と公開ゲネプロが行われた。


上段左から馬嘉伶、山内端葵、高橋彩音、谷口めぐ、横山由依、神志那結衣、小田えりな、佐々木優佳里、岩立沙穂、下段左から倉野尾成美、向井地美音、岡部麟、小栗有以、岡田奈々、福岡聖菜、武藤十夢、太田奈緒(撮影:野原誠治)
秋元康が企画・原作、丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)が脚本・演出を手掛ける本作は、AKB48グループ出演のドラマ『マジすか学園』のシリーズ最新作を舞台化したもの。W主演を務める小栗有以、岡田奈々のほか、岡田麟、向井地美音、倉野尾成美、山内端葵、高橋彩音、馬嘉伶、武藤十夢、福岡聖菜、岩立沙穂、佐々木優佳里、太田奈緒、谷口めぐ、小田えりな、神志那結衣、横山由依らがキャストに名を連ねた。

ドラマ版『マジムリ学園』でも主演を務めた小栗は囲み取材で「舞台もやらせていただいて本当にうれしく思っています。ありがたいことに舞台『マジムリ学園』のチケットが完売しました! 今日まで皆で頑張ってきたので、その成果を初日の公演で活かせるように、ここまで作ってきたものをステージでも出せるように頑張りたいと思います」と意気込みを語る。ドラマには出演していなかった岡田は「今回ゆいゆい(※小栗の愛称)と舞台でW主演をやらせていただきます。舞台版の『マジムリ学園』を楽しんでいただけるように頑張ります」と抱負を口にした。ドラマ版から引き続き”エロ先生”こと後白河法子(ラマン)役を務める横山は「この中で最年長なので、普段は色気はないかもしれないんですけど(笑)、舞台上では色気を出していけたら」と意気込んだ。


舞台版の見所を聞かれ、小栗は「舞台ならではのアクションシーンに注目して欲しいです。(ドラマ同様)舞台でも回し蹴りをするかもしれないので」と含みをもたせた発言をしつつ、笑顔を見せた。岡田は「喧嘩のシーンがとっても迫力があるなと客観的に感じるのと、舞台用に作られた劇中歌もぜひ聴いてほしいです」とアピールした。


続けて記者から「1ヶ月くらい稽古があった中、『マジムリ学園』ということで”マジムリな瞬間”はありましたか」という質問が飛ぶと、武藤が「全員で披露する曲があるんですけど、4~5分くらいでそんなに長くない曲なんです。けど、それに10時間くらいかけて皆でレッスンしたときそれは本当に”マジムリ”と思いました(笑)」と明かし、記者陣の笑いを誘う。その後で武藤は「それも頑張って仕上げてきたので、楽しみにしていただければ」と言葉を添えた。


それから「ドラマ版では”エロ先生”という事で衝撃的なシーンもありましたが舞台版ではいかがですか?」と横山に質問が飛ぶと、彼女は「もっと衝撃的なシーンがあるかも知れないです」と語る。この発言にメンバーが大笑いする中、横山は「今回の舞台では少しアクションシーンもあるので。何がとは言えないですけど『それだともう見えちゃうよ』というやり取りもリハではあったので(笑)」と明かし、期待感を煽った。さらに「喧嘩のシーンが多いと思うんですけど、本当に喧嘩したら強いメンバーは?」という質問が飛ぶと、多くのメンバーが武藤に視線を向ける。すかさず岩立が「くすぐったりしたらグーパンチされるんですよ。よく手が出ます」と暴露すると、武藤は「いいじゃん、こんなところで言わなくて! 違いますよ」と慌て気味に否定していた。
公演は28日まで行われる。
※高橋彩音の高は、はしごだかが正式表記












