20日『格闘代理戦争3rdシーズン』(AbemaTV)が放送された。
格闘界のレジェンドたちが次世代を担う選手を発掘する「格闘リアリティ番組」。第3弾では「総合格闘技/女子」を舞台にファイターたちがトーナメントの頂点を目指し、優勝者には賞金300万円と「ONE Championship」とのプロ契約の権利が与えられる。
菊田早苗は『格闘代理戦争』への初参戦を表明し、「間違いなく最強」と評する選手を紹介するべくタイ・パタヤにある名門<ランバー・スムデートジム>へ。
推薦選手の梅原拓未は「緊張してません、ウフフ(笑)」とはにかむなど、とても格闘技選手とは思えない雰囲気を放つ女性で、スタッフは「本当に梅原さんですか?」と“微笑みの国からの刺客”に困惑する。
実は梅原は、3歳のころから12年間柔道に打ち込み、その後8年間禅道会で空手、総合格闘技を経験。さらに、タイに渡って3~4年間ムエタイとグラップリングを学んだという驚異の格闘技歴を持っていた。
そんな梅原はミット打ちの後、ムエタイ4階級制覇の実力を持つデーサータ シッチーとの軽めの打撃スパーをこなし、寝技ではシッチーを圧倒するなど驚きの強さを見せつける。
ミット打ちやスパーをする中でも頻繁に笑顔を見せる梅原に、スタッフは「微笑みの悪魔ですね」と驚嘆。菊田も「笑ってるけど裏腹だっていうのはわかっていただいたと思う」とコメントした。
また菊田は、秘策として「菊固め」という寝技を用意していることを明かす。技の瞬間の映像は隠されたが、技を伝授された梅原は「ヤバいですね、全部(関節が)いっちゃいますね」と改めて笑顔を浮かべた。
その後、番組ではトーナメントの全組み合わせを発表。試合は27日放送の『格闘代理戦争』で生中継される。