20日『格闘代理戦争3rdシーズン』(AbemaTV)が放送された。
格闘界のレジェンドたちが次世代を担う選手を発掘する「格闘リアリティ番組」。第3弾では「総合格闘技/女子」を舞台にファイターたちがトーナメントの頂点を目指し、優勝者には賞金300万円と「ONE Championship」とのプロ契約の権利が与えられる。
佐藤ルミナの推薦選手・MIOは、試合に向けて基礎練習を徹底。放送では初めて女性選手との総合スパーリングに挑むことに。その相手は現役消防士の宇田川唯菜で、第31回玄制流空手全国大会優勝、全日本ブラジリアン柔術選手権大会優勝という経歴を持つ実力者だ。
MIOが切れ味の鋭い打撃を出す一方、宇田川も変化のある蹴りなどで対抗。寝技に移行するとパウンドの態勢に入るなど、MIOもグラウンド経験者の宇田川を相手に互角の戦いを繰り広げ、短期間にも関わらず明らかな成長を見せる。
スパーリング後、MIOについて「想像以上に強かったです」と語る宇田川は「打撃の選手だと思ってたんですけど、こんなにフィジカル強いと思ってなかった」と驚きを隠せない様子だった。
スパーを見たルミナは「スタンドの際とかはすごくいいんですけど、背中ついてからのリカバリーが不安」と冷静に分析。スタッフに秘策の有無を聞かれると「秘策はない」と即答して「やってきたことを出す、自分の得意分野になったときに思いっきり行く」とシンプルな戦略を明かし「成長したMIOを見せられると思う」と、強者MIOのさらなる飛躍に自信をのぞかせる。
「人一倍練習をやってる」と語るMIOは、トーナメントに向けて「打撃でみんなボコボコにしてやろうと思ってます」と豪語した。
番組ではトーナメントの全ての組み合わせを発表。試合は27日放送の『格闘代理戦争』で生中継される。