20日『VS 那須川天心 2nd』(AbemaTV)が放送された。1stシーズンから3か月を経て始まった、“神童”那須川天心に密着する格闘ドキュメンタリー番組だ。
9月30日開催の『RIZIN.13』で堀口恭司を相手に世紀の一戦を繰り広げた天心は、タイへと向かう。試合のダメージは残っているのか? という質問には「ちょっと足が痛いくらいで。でも、これといった怪我はない」と答えた。
今回タイに来たのは「ボクシングを世界の人とやって『自分の技術がどこまで通用するのか?』というのと、あとはONE Championshipを観に」と、世界ランカーとのボクシングのスパーリングに加え、試合観戦も目的だと説明する。
バンコク名物のトゥクトゥクに乗って街並みを眺めていた天心は「ここで試合したことありますよ!」と、アマチュア時代に試合をしたという大きな建物を指して「懐かしい」とつぶやく。
大会で注目している試合について聞かれると、天心は「工藤さんの試合が」と、RISEフェザー級王者・工藤政英の試合を挙げて「(ONE出場は)RISE初めてじゃないですか?」と解説した。
試合会場であるインパクト・アリーナに到着すると、1万5千人の大観衆の中声を上げて観戦。そばにいたONEのチャトリ・シットヨートンCEOも「スゴイね!」と天心に言葉をかける。
注目の工藤の試合が始まると、同じRISE所属選手の激闘に対し、天心は「工藤さんプレッシャーかけて! 蹴れ!」「ローまで蹴ろう!」と熱い声援を送り続けた。
さらに天心は、青木真也の試合も観戦。結果は青木による秒殺劇で、勝利直後に興奮して客席を走り回る青木を呆気にとられながら見つめる場面もあった。