
「東京ドラマアウォード2018」の授賞式が25日、都内で行われ、テレビ朝日系で今年4月に放送されていたドラマ『おっさんずラブ』が連続ドラマ部門でグランプリに輝いた。
同ドラマは、女性に全くモテない田中圭演じる春田が、乙女心を持つ“おっさん上司”の吉田鋼太郎(59)演じる黒澤から告白を受けるという、男性同士の純愛を描いた物語。田中は主演男優賞、吉田も助演男優賞に選ばれ、同ドラマが3部門を受賞した。
田中は「自分が個人的に賞をいただくというのが今年までなくて……」と緊張の面持ちでコメント。「でも『おっさんずラブ』のキャスト・スタッフのみんなが僕にくれた賞だと思っているので、堂々といただきます」と、はにかみながら話した。

受賞を喜んだ吉田は「今回、僕は“ヒロイン”ということでお話をいただいて。最初は、慣れないヒロインなのでどうなるかと思いましたが……」と当初の不安を明かした。「主演の田中圭くんを途中から本当に愛して、好きになっていけばこの役はできるんだな、と気づきまして。ひたすら田中圭を愛しておりました」と役への思いを語った。

そのほか、TBS系ドラマ『アンナチュラル』からは石原さとみ(31)が主演女優賞を受賞するなど、全部で6つのタイトルを獲得。単発ドラマ部門ではNHKで放送された『眩(くらら)~北斎の娘~』がグランプリを受賞し、主演を務めた宮崎あおい(32)が出席した。

宮崎は今月16日に、夫でV6の岡田准一(37)との間に第1子となる男の子を出産していたことを発表。出産発表後、初の公の場となった。この日、司会の石坂浩二(77)から「(宮崎さん演じる北斎の娘が)憧れの女性なんですよ」と告げられた宮崎は「気持ちがすごく伝わってきてとてもうれしいです。ありがとうございます」と笑顔でコメントした。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)
※宮崎あおいの崎は「たつさき」


