10月19日にリリースされた、『Folow JC GO!』なるアプリが話題になっている。
このアプリは、『ポケモンGO』の感覚で“聖人”をゲットするゲームで、「JC」とはジーザス・クライスト、つまりイエス・キリストのこと。カトリック教徒をターゲットに、国際的なカトリック団体「ラモン・ペイン財団」が制作した。対応言語はスペイン語のみで、今後英語などにも対応する予定だという。
遊び方は、街中を歩くと聖人が現れるところまでは『ポケモンGO』と同じ。しかし、『JC GO』では聖人がクイズを出してきて、例えばモーセの「『神よ、私を見捨てるのですか』と言ったのは私でしょうか？」という問いに正解できれば、モーセをゲットできる。ゲームの最初のプレイヤーはローマ法王だという報道も。
カトリック団体が制作者とはいえ、「聖人をゲームで捕まえる」ことに問題はないのか。アーサー・ホーランド牧師は、「彼らの目標をひとつ表現するにはいいのかもしれないけど、創造者なる存在（キリスト）を信じているのであれば新たなものを生み出して欲しい」としつつ、「教会で何をやっているかわからないという人も、こうやって体験できることが興味を持つきっかけになる。宗教というと関わりたくないものと思いがちだけど、こういうものがあると違うと思う」と述べた。
なお、このアプリは日本でもプレイ可能。興味のある人は試してみてはいかがだろうか。
（AbemaTV／『けやきヒルズ』より）
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