27日『格闘代理戦争3rdシーズン』(AbemaTV)のトーナメント第1回戦が開催された。格闘界のレジェンドたちが次世代を担う選手を発掘する「格闘リアリティ番組」。第3弾では「総合格闘技/女子」を舞台にファイターたちがトーナメントの頂点を目指し、優勝者には賞金300万円と「ONE Championship」プロ契約の権利が与えられる。
第1試合は石浦将勝と宇野薫推薦の、ストリートファイターを自称するモデルのGaru chan対、青木真也推薦の“号泣JK”古瀬美月。
Garu chanは「1ラウンドもったら拍手してあげる。私と試合して負けて、また泣かせてあげるよ」と自信を見せると、古瀬は「(Garu chanは)何でもできちゃうとかナメたこと言ってるので、ヤっちゃうからね!」と煽り、試合前からお互いに火花を散らす。
いざ試合では果敢に前に出ていくGaru chanを古瀬が投げで倒すと、青木直伝の寝技で終始圧倒。最後は隙を見せたところに腕ひしぎ十字固めを極め、古瀬が1ラウンド70秒で快勝した。
試合直後、古瀬は号泣しながら「今まで試合いっぱいしてきたけど、いっぱい負けてて、勝ったこと2回しかなくて、1本勝ちとかしたことなかったから、自分の方が経験あるけど、こうやって大勢の人の前で成長した姿を見せられてすごい嬉しいです!」とコメント。そんな古瀬に、観客席からは終始「頑張れ!」と温かなエールが送られていた。
推薦人・青木も感無量の様子で「良かったね、あの……ごめん、俺も嬉しくて」と言葉に詰まりながらも「一緒にやりたくて、一緒に仕事したくて始めた“ストーリー”だから、こうやって形にできてまた嬉しくて、そして格闘技界のセンターにいなかった人間をど真ん中に持ってきたくてやってるから、本当に嬉しかったです」と、古瀬の肩を抱いて喜びを分かち合う。
しかし、最後にもう一度マイクを取った青木は「俺はマッハと菊田が大嫌いなんだよ!」と、宿敵・桜井“マッハ”速人と菊田早苗の名前を挙げ「お前もマッハと菊田大嫌いだろ?」とマイクを突きつけられた古瀬は「大嫌いです(笑)」と即答。いつもの“青木節”で会場を大いに沸かせていた。