27日『格闘代理戦争3rdシーズン』(AbemaTV)のトーナメント第1回戦が開催された。格闘界のレジェンドたちが次世代を担う選手を発掘する「格闘リアリティ番組」。第3弾では「総合格闘技/女子」を舞台にファイターたちがトーナメントの頂点を目指し、優勝者には賞金300万円と「ONE Championship」プロ契約の権利が与えられる。
第4試合は桜井“マッハ”速人推薦の平田樹と、秋山成勲推薦の謎のファイター“X”が対決することに。平田は試合前に、2ndシーズンでは秋山推薦の韓国人選手が優勝したことに触れ、KOもしくは1本での勝利を誓っていた。
一方“X”について試合当日まで「手の内をみせたくない」と、選手が韓国出身であること以外の情報を伏せていた秋山。そして最終的に会場に現れたのは、アマチュア4戦4勝の戦績を持つ“コリアン・タイフーン”パク・ポヒョンだった。
試合はグラウンドを中心にした一進一退の攻防が続いたが、2ラウンド終盤で平田がチャンスを逃さずパクの腕を取ると、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。
勝利者インタビューでは「相手が分かんなくても勝てます!」とコメントして会場を沸かせた平田。試合直前まで対戦相手が分からなかったことについて「自分もそうですけど、みんな気になって1番注目される試合だと思ってたので、やっぱり勝たなきゃダメっすね」と揚々とコメントした。
マッハはマイクを受け取ると「おめでとう!」と平田を祝福。「でもね、これは始まったばかりなんですよ」と続けると「これから“平田樹劇場”が始まるという幕開けなんで、みなさん応援してあげてください」と観客に呼びかけ、大きな拍手が浴びていた。