AbemaTVのDDTプロレス生中継番組「DDT LIVE! マジ卍」最終回スペシャルが、10月28日に放送された。

(KO-D6人タッグ王座はストロングハーツのCIMA、T-Hawk、トアン・イーナンが奪取。EXTREME王座は青木が奪取し、ベルト流出が続く事態に)
(C)DDTプロレスリング
普段は火曜夜のゴールデンタイム・レギュラー生中継、会場は新木場1st RINGだったが、今回は日曜昼の後楽園ホール大会。HARASHIMAvs青木真也のEXTREME級選手権、ダムネーションvsストロングハーツのKO-D6人タッグ選手権、アイアンマンヘビーメタル級王座をかけた女子ランブル戦とタイトルマッチも3試合組まれた。
そんな中で行なわれたメインは、佐々木大輔&石川修司vs竹下幸之介&丸藤正道のタッグマッチ。全日本プロレスでも活躍、3冠王者にもなった石川が両国大会でKO-D無差別級王座を獲得した“カリスマ”佐々木と組み、対戦相手はDDTの新時代エースとノアの象徴的存在。豪華かつハイレベル、また佐々木、石川と丸藤の遭遇は新鮮だ。

(竹下と丸藤の合体攻撃。トップ選手が揃ったメインのタッグマッチは激闘に)
(C)DDTプロレスリング
石川が竹下に場外でテーブルクラッシュ・ファイヤーサンダーを決めれば、竹下と丸藤はサンドイッチ式の合体ニー、丸藤は“大巨人”石川に得意の不知火、さらに佐々木が得意のクロスフェース。見せ場たっぷりだったこの試合は決着つかずフルタイムドローに。
試合後は恒例「ジャイアントリサイタル」最終回バージョンとして石川が「サライ」を熱唱し始めるも身内の佐々木がストップ。しかし観客からは「サライ」コールが発生、丸藤、竹下もノリで歌いだすという謎の展開に。
それでも最後は「マジ卍」第1回でもメインを務めた竹下が締めて大会&番組終了……と思いきや、場内スクリーンに映像が流れ始める。
「DDT LIVE! マジ卍」は今回で終了となるものの、新たに「DDT LIVE! マジ卍超(スーパー)」がスタートするとの発表だ。初回は来年1月3日の後楽園大会。この大会は全席2000円のサービス価格になるという。

(大会後、番組ゲストの岸明日香と丸藤、竹下で記念撮影)
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大会後の高木三四郎社長、萩原プロデューサーのコメントによると、「超」は月イチでの放送を予定。「新木場よりも大きな会場で、より大きなスタンスでやっていきたい」(高木)。もちろん、これとは別に恒例の後楽園ホール大会も開催されていくという。
ちなみに一部で囁かれた「男色ディーノの下半身露出放送事故による打ち切り説」だが、AbemaTVでは大きな問題にはならなかったとのこと。しかしこれを聞いたDDT勢がさらに「攻めて」くる可能性もあるため、「マジ卍超」も常に放送事故の予感が付きまとう番組にはなりそうだ。
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