10月26日に総合格闘技界の異端児・青木真也の冠番組『AOKI AWARD』(AbemaTV)が放送。
青木が直近1ヶ月間で行われた格闘技の試合から、 独自の目線で最も興味深かった試合を選び、選手に賞を贈るという格闘技シーンを盛り上げるために企画・創設したアワードで、第9回は<パンクラスイズム横浜>所属・松嶋こよみを選出した。
「青木真也のあ~だこ~だ」のコーナーで、青木は『UFC229』のハビブ・ヌルマゴメドフ対コナー・マクレガー戦で、試合終了直後にオクタゴン内外で両陣営が大乱闘を起こした事件について触れる。
青木はMMAというスポーツの中で起きた乱闘について、「良くないのは当然わかるけど」と前置きしながらも「頭ごなしに否定してダメ、という了見の狭さは持ちたくない」と続けて「1回受けれる器だけは持っていたいですよね」と持論を展開。
また「乱闘で言うと、俺の中で橋本・小川を超えるものはない」と、青木は1999年1月4日の東京ドームにおける、橋本真也対小川直也戦で勃発した大乱闘「1・4事変」を挙げる。
「橋本側で言うと、『なんでこいつはここに立ってるんだ?』みたいな位置取りからも、いろいろ想像するわけですよ」と解説して「(真相が)分からなくていい、あそこにいた人物がみんな語らないし。当事者が語らないのは最高なんですよ、だってどんどん考えさせてくれる」と青木ならではの切り口で分析した。