絶賛公開中の『プリキュア』シリーズ劇場版最新作『映画HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』より、OP主題歌メドレーに乗せてプリキュアたちが熱いバトルを繰り広げる本編映像が解禁された。
2004年2月1日に『ふたりはプリキュア』からテレビ放送を開始して以来、瞬く間に人気を博し、子供たちを中心に幅広く愛され続けている『プリキュア』シリーズは、今年2018年で15周年という節目の年を迎えた。
そして今回、プリキュア15周年を記念して現在放送中の『HUGっと!プリキュア』と初代『ふたりはプリキュア』が力を合わせて戦う夢のコラボが実現。さらに「プリキュアオールスターズ」が2年半ぶりに復活を遂げ、歴代55人のプリキュアが大集合。初日2日間の興行成績はシリーズ最高を記録し、ギネス世界記録に認定されたことでも話題の劇場版最新作『映画HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』が大ヒット公開中だ。
本作では、戦闘シーンで流れる音楽も15周年記念作品ならではの魅力のひとつ。この映画のためだけに編集された歴代プリキュアのオープニング主題歌オーケストラメドレーは、ファン必聴の特別な音楽だ。壮大なオーケストラの音に合わせて歴代プリキュアが次々と登場し、3DCGの世界で力を合わせて戦うシーンは圧巻。プリキュアファンならずとも涙なしでは見られない感動のシーンとなっている。
そしてこの度、この中から『HUGっと!プリキュア』『キラキラ☆プリキュアアラモード』『魔法つかいプリキュア!』の戦闘シーンが解禁された。
今回解禁になった映像では、最強の敵・ミデンの分身である小型のミデンと戦うプリキュアの姿が。この小型のミデンの数は、なんと270万体。大量の敵に立ち向かう歴代プリキュアが、それぞれのチームワークを存分に発揮する姿を観ることができる。
そして、そんなシーンを彩る音楽は『HUGっと!プリキュア』からは「We can!!HUGっと!プリキュア」、『キラキラ☆プリキュアアラモード』からは「SHINE!!キラキラ☆プリキュアアラモード」、『魔法つかいプリキュア!』からは「Dokkin◇魔法つかいプリキュア!」と、それぞれのシリーズのオープニング主題歌を本作のためだけに特別にオーケストラ版にして編集したメドレー。想い出の音楽に胸が熱くなり、劇場では涙を流すお客さんも。
実はこのシーンは、“プリキュアのオペラをやりたい”という制作陣の野望により誕生したシーン。音楽と映像をシンクロさせるために、この部分だけ先行し、映像に合わせてオーケストラで音楽を付けたという超こだわりのシーンとなっている。また、音楽を際立たせるために、プリキュアの音声とのボリュームバランスを幾度となく調整し、丁寧に仕上げている。そんなこだわりのシーンとともに、劇場で体感できる、3DCGで描かれたキラキラした世界のスケール感や迫力の映像にも期待が高まる本作。
さらに今回、本作のメガホンをとった宮本浩史監督と音楽を手掛けた林ゆうき先生から、このシーンにかける熱い想いを語ったコメントが届いている。
コメント
監督:宮本浩史
今回のラストのバトルは「映画」というより「プリキュアオペラ」のつもりで取り組みました。音楽が大きく先導し、キャラクターの生命感・画面の情報量が圧倒する、そんなシーンを作りたいと思っていました。冒頭から出て来る小型のミデンはハリウッド映画並みの技術を投入しており、1画面に最大270万匹のミデンが別々に複雑な動きをしています。今回公開される映像は冒頭3世代のみですが、映画では13世代全てを網羅し全力でバトルを繰り広げます。劇場の大画面とサウンドをフルに生かした演出になっていますので、是非映画館で楽しんで頂きたいと思います。
音楽:林ゆうき
今回のメドレーに取り組むにあたり、まずお客様に喜んでもらえる形を取りたかったです。曲が物語を先導する部分や、タイミングを合致させる部分を織り込みながら、監督やアニメ制作サイドと何度もキャッチボールして流れを制作しました。アニメ制作サイドと音楽がしっかり一丸となったからこそ、完成したシーンだと思っています。編曲については宮野幸子さんにお願いをしました。8分弱のメドレーという事もあり、メドレーをどう見せるか、そして飽きないように落ち着くところも作ったりしてくれたので、宮野さんなしでは今回のメドレーは完成しませんでした。このメドレーは歴史を遡っていくので、過去のプリキュアを知らない方にも、これを期に知ってほしいと思います。僕達もアシスタント総勢で挑んだので、みんなプリキュアに詳しくなりました(笑)。
そして、メドレー以外にも初代のBGMを使ったシーンもあり、全編見どころ満載な映画になっています。サントラも聴き応えがあると思うので、是非聴いて頂きたいです。
(C)2018 映画HUGっと!プリキュア製作委員会