今年50周年を迎えた青年漫画史「ビッグコミック」の展覧会オープニングイベントが9日、神奈川県川崎市で行われ、漫画家のさいとう・たかを(82)、藤子不二雄A(84)、ちばてつや(79)が登場した。
 この展覧会では、1968年創刊当時から現在に至るまでの原画や資料など300点以上が展示される。
 ビッグコミックで代表作『ゴルゴ13』の連載を50年間1度も休載していないさいとう・たかをは、「青年(が読む)ものを描きたい、そういう本を出してほしいと思っていた。大手からこういう漫画が出るということで、うれしかった」と雑誌の創刊当時を振り返った。