11月12日に後楽園ホールで行われる、スペインのアビゲイル・メディナとのWBC世界スーパーバンタム級暫定王座戦を控える亀田家の三男・和毅について、父・史郎と次男・大毅が言及。この一戦が和毅にとって意味するもの、さらに将来的に和毅本人が望む日本が誇るバンタム級のモンスター・井上尚弥との戦いについて持論を展開した。
 「相手は関係ない。メディナは危険な相手ではない。今回、和毅が戦うべきは自分自身」
 12日の戦いを前に様々な予想が飛び交う中、父・史郎氏の言葉は意外なものだった。その言葉は今回の戦いに限らず、先を見据えたうえで克服すべき、長年の課題を意味していた。