対戦型カードゲーム「Shadowverse(シャドウバース)」のプロリーグ、「RAGE Shadowverse PRO LEAGUE 2nd」第3節が11月11日に開催され、今期よりプロリーグに新規参戦した横浜F・マリノスとAXIZが対戦した。2-1で横浜F・マリノスが勝利し、リーグ戦2勝目を挙げた。なおこの試合ではカード制限なしの「アンリミテッド」が適用された。

第1試合の2Pick戦。横浜F・マリノスはしーまん、AXIZはROBを送り出した。実はこの両者、以前は同じチームで腕を磨いており、同時にプロリーグ入りが決まったため脱退。この日初めて、プロゲーマー同士として対戦するという因縁の持ち主。
試合は序盤からしーまんのペース。有効なカードを引き入れて序盤で一気にROBのHPを半減させると、そのまま反撃を許さず押しきり、横浜F・マリノスがまず先手を取った。
続く第2試合は、2期初のアンリミテッドでの戦いとなった。横浜F・マリノスはシャドウバース界最強の一角と目される「RAGE2018Spring」の覇者、みずせが参戦。AXIZは20thアンリミ覇者のBO-INが満を持してのプロ初登場となった。
第1バトルでみずせはロイヤルを選択。プロリーグ参加者の中で唯一「鉄壁の城塞」を採用し、指揮官とのシナジーで有利な盤面を形成するコンセプトのデッキとなった。
対するBO-INはドラゴンを選択。切り札として「ダークドラグーン・フォルテ」を採用し、一撃必殺を狙うデッキを構築した。
第1バトル、試合開始と同時に拳を突き合わせて気合を入れたBO-INは、序盤みずせを圧倒。半分以上のHPを削ることに成功し押しきるかに見えたが、みずせが反撃して冷静に盤面を支配。徐々にBO-INを追い詰め、まずはみずせが第1バトルを勝利した。しかしBO-INも意地を見せ、第2バトルを取り1-1のタイに持ち込んだ。
決着の第3バトル。先行を取ったBO-INは大きくガッツポーズ。BO-IN有利かと思われたが、みずせが鬼引きを見せて有効なカードを立て続けに引き入れ、鉄壁の盤面を構築することに成功。そのままわずかな隙も見せずに勝利し、横浜F・マリノスは連勝でリーグ戦の勝利を決めた。
勝利後にインタビューを受けたみずせは「BO-INとはデッキの相性が不利だったが、くつがえせてよかったです!」と語った。
第3試合には完全勝利を狙う横浜F・マリノスが水煮、AXIZはGEMOを送り出すが、ここはGEMOが2本を連取して一矢を報いた。

次回第4節は12月2日に開催される。横浜F・マリノスはauデトネーションと。AXIZは名古屋OJAベビースターと対戦する。
◆RAGE Shadowverse PRO LEAGUE リーグ戦セカンドシーズンは10月から2月まで開催される。セカンドシーズン1位のチームには400万円。2位のチームには200万円。3位のチームに100万円が授与される。セカンドシーズン1位のチームは3月に開催されるリーグチャンピオンシップを戦う権利が与えられ、ファーストシーズン1位のレバンガ☆SAPPOROと年間チャンピオンの座を争う。
【試合結果】
横浜F・マリノス 2-1 AXIZ
第1試合
○しーまん 1-0 ROB●
第2試合
○みずせ 2-1 BO-IN●
第3試合
●水煮 0-2 GEMO○
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