13日、LINEに新機能「LINE家計簿」が追加された。利用できるのは「LINE版」と「アプリ版」の2種類で、ライン画面から家計簿にいくことができる「LINE版」では、その日にいくらの収支があったのか、何に支出したのかの割合を円グラフで見ることができる。「アプリ版」ではLINE版のプラス機能として、撮影したレシートを読み取って自動入力してくれる機能や給料と支出から「その日自由に使えるお金」を自動計算する機能、銀行やクレジットカードなどの金融サービスと連携し使用履歴を自動記入する機能などがある。また、アプリ版は広告表示がないことも特徴だ。
実際にアプリ版でレシートの自動入力機能を試してみると、撮影から1~2秒程度で画面に反映され、ストレスなく使えるスピードだ。
LINE内で入力ができるなど、手軽に家計簿が付けられるこのサービス。ただ、SNSでは賛否両論があがっており、「LINE家計簿…これは良いなあ。。。起動も早いし入力楽チンだし、、、試しに移行してみるか」という声の一方、「無料なのがキモですよね 無料ほど高いものはないのです~」「LINE家計簿で資産状況を全て把握した上でのマッチング・婚活アプリ展開ってのを想像してみたけど、エグそう」といった“個人情報”を不安視する声も上がっている。
東京工業大学准教授の西田亮介氏はそうした不安に対し、「個人情報というのは、複数結合することで個人が特定できる。購買行動とか属性とかから職業も想像することができる。このアプリを使ううえでは、同意を求められることがポイント」と指摘した。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)