
11月12日にAbemaTVで放送された「シモネタGP2018シモ半期」(毎週月曜22時00分~)に、「R-1ぐらんぷり2011」準優勝者で歌手・お笑いタレントのAMEMIYAが出演。持ち歌「〇〇はじめました」系譜の下ネタバージョンを弾き語りで披露した。

AMEMIYAは思いつめたような表情で「人間の欲望は底がしれません。満足するためにはもっともっと上を求めてしまうものです」と語り掛けると、「今まで色々な性サービスを受けに行ったけど、ニューハーフに行きつきました」と歌い始めた。その目覚めは、微笑みの国タイに出張した際だったという。

普通の性サービスでは満足できなくなってしまった男は、日本に帰国後も同じような刺激を求めて繁華街をさまよった。しかしニューハーフを謳う店で「ゴリゴリのオッサン」に遭遇してしまうなどの苦難を味わうことになる。それでもめげずにパラダイスを探し続けた男は、台東区鶯谷に楽園を見つけ、未開拓の悦びに溺れていく――というのが歌のおおまかな内容だ。

AMEMIYAは男の心情とチン情を、尾崎豊を思わせるシャウトを交えつつ歌い上げてみせた。過去にバンド活動の経験があり、CDもリリースしているだけに、歌も演奏も本格的だ。ナンセンスな下ネタ歌詞との落差に、客席が沸いた。

審査委員の関根勤は「人間の性(さが)を見事に歌にした」と褒め、美輪明宏のヨイトマケの歌に通じる部分があるとまで評して笑った。番組アシスタントの山田菜々は歌詞にあった「バナナでは満足できなくなり、自分のモノで練習」という部分について、大真面目な顔で「できるんですか」とMCのケンドーコバヤシに質問していた。
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