劇団EXILEの全メンバーが総出演、疾走感溢れるSABU監督の最新作『jam』、青柳翔、町田啓太、鈴木伸之が主演を果たし、3つの運命が交錯する“因果応報”エンターテイメントだ。
このたび、主演の一人である鈴木伸之演じるテツオにフューチャーした特別本編映像を解禁された。
明るく快活な喋りが魅力の鈴木伸之が今回挑んだのは、自分を刑務所送りにしたやくざへの復讐を誓う男・テツオ。カナヅチ一つで殴り込みをかける姿はまさに鉄砲玉。セリフは一切なし!という難役挑んだ鈴木だが、その恵まれた肢体から繰り出されるアクションは大迫力で、まさに「体当たり」な演技。テツオに吹っ飛ばされるメンバーの中には劇団EXILEのメンバーが要所で登場している。
派手なアクションの一方で、夜の街をただ闊歩する姿や亡き夫の幻影を追い求める老いた祖母の車いすを押す姿からは、セリフがなくとも体の中に渦巻く怒りや悲しみを全身から漂わせ、言葉以上のエモーショナルな感情を伝えてくる。俳優・鈴木伸之の新たな一面に注目したい。
映画『jam』は2018年12月1日(土)より新宿バルト9ほか全国公開
(C)2018「jam」製作委員会
ストーリー
主人公は3人。場末のアイドル演歌歌手・ヒロシ(青柳翔)は、熱烈なファンに支えられ舞台では華やかに輝きながらも、いつも心に空虚感を抱えている。ある日のコンサート終わり、ファンの一人・昌子(筒井真理子)に付きまとわれ、そのまま彼女の暴挙に巻き込まれ、彼女の自宅に監禁されてしまう。一方、大切な彼女が瀕死の重傷を負ってしまい、毎日彼女の意識回復だけを望むタケル(町田啓太)。彼は、“善いこと”貯金をすれば、彼女の意識が戻るのではないかと信じ、毎日必死に生きる。そして、刑期を終え、刑務所からシャバに戻ったテツオ(鈴木伸之)。自分を刑務所送りにしたやくざに復讐を仕掛けるために、やくざ事務所に単身殴り込みをかける。彼らのストーリーが同時間&同じ街で交差し絡み合いながら、それぞれの人生の”因果応報”が巡り巡って行くのだった…。