10日『格闘代理戦争3rdシーズン』(AbemaTV)が放送された。格闘界のレジェンドたちが次世代を担う選手を発掘する「格闘リアリティ番組」。第3弾では「総合格闘技/女子」を舞台にファイターたちがトーナメントの頂点を目指し、優勝者には賞金300万円と「ONE Championship」プロ契約の権利が与えられる。
トーナメント第1回戦を勝ち抜いたのは、青木真也推薦・古瀬美月、<TEAM KRAZY BEE>推薦・あい、佐藤ルミナ推薦・MIO、桜井“マッハ”速人推薦・平田樹。4人は第2回戦の組み合わせをくじ引きで決め、古瀬vsあい、MIOvs平田のカードが確定した。
後日、練習を再開したマッハが平田を連れてきたのは、那須川天心が所属する<TEPPEN GYM>。マッハは天心と、父親でトレーナーの弘幸氏に教えを乞う。
弘幸氏は「打撃だったらMIOと同じくらい」と、今年RISEでプロデビューした天心の妹、梨々のミット打ちを見せてマッハを驚かせる。さらに弘幸氏は、映像では明かされなかったが、対ストライカーに効果的な“秘策”も伝授していたようだ。
一方、青木は古瀬を鍛え上げるために「サファイアを見て、宝石を磨いてもらおう」と、スペシャルトレーナーとしてDEEP JEWELSアトム級王者の黒部三奈を招致。女子格闘技界のレジェンドを“サファイア”に見立て、猛特訓を積む。
青木は「女性は女性同士の練習が必要」と解説。黒部とのマス・スパーリングとグラップリングのスパーリングを体験した古瀬は、体格がほとんど同じ黒部との実力差を痛感したものの「こんなに強くなれると思うと勇気もらえる」と前向きだった。