
「平成仮面ライダーシリーズ」の20作品目にして、「平成仮面ライダー」最終作となる『仮面ライダージオウ』(テレビ朝日系、日曜午前9時~)。時空を駆け巡る“タイムトラベルライダー”として、『仮面ライダービルド』『仮面ライダーエグゼイド』『仮面ライダーフォーゼ』『仮面ライダー555(ファイズ)』などの時代で、アナザーライダーとの戦いを繰り広げてきた。
そして12月2日、9日放送の「EP13」「EP14」では、『仮面ライダーゴースト』の時代が登場。2015年10月~2016年9月まで放送された『仮面ライダーゴースト』で主人公の天空寺タケル/仮面ライダーゴーストを演じた西銘駿、タケルの幼なじみの深海マコト/仮面ライダースペクター役の山本涼介(「EP14」のみ)、そしてタケルらの活動の拠点でもあった寺、大天空寺の修行僧としてタケルらをサポートしていたシブヤ役の溝口琢矢、ナリタ役の勧修寺玲旺が、それぞれ当時の役柄で出演。ソウゴ(奥野壮)、ゲイツ(押田岳)、ツクヨミ(大幡しえり)ら「ジオウ」の主要メンバーと、アナザーライダー=アナザーゴーストを倒す戦いに参戦する。

(山本涼介)
■タケルらがソウゴを連行?
「ゴースト編」は、いきなりアナザーゴーストが男性の魂を吸い取るところからスタート。その一部始終を目の当たりにしたソウゴは仮面ライダージオウに変身し、アナザーゴーストに戦いを挑むが、アナザーゴーストを取り逃がしてしまう。そこへ「仮面ライダー!」と現れたタケルとナリタが、変身を解除したソウゴを有無を言わせず捕まえ縄で拘束。大天空寺へと連行する。
大天空寺ではタケル、シブヤ、ナリタが「不可思議現象研究所」として、人々がアナザーゴーストに襲われる事件を調査。タケルらによると、アナザーゴーストを捕まえられそうになったところを“仮面ライダー”に邪魔されたという。つまりタケルらはジオウ=ソウゴがアナザーゴーストの仲間ではないか、と思い捕獲し連行したのだが…。

(溝口琢矢、勧修寺玲旺)
ヒーローのタケルらしからぬ「誤解」からスタートするストーリーだが、アナザーゴーストが誕生している時点で、すでにタケルは仮面ライダーゴーストの記憶を失っている。つまりは一般人、ということ。ジオウはもちろん、仮面ライダーのこともよく理解しておらず、タケルらが言う“仮面ライダー”はもちろんジオウではない。では、一体何者なのか? アナザーゴーストとの関係は? 謎をはらみつつ物語は展開する。
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