映画「RAILWAYS」シリーズの最新作『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』(11月30日全国公開)の公開直前「かぞく試写会」が11月21日、ユナイテッド・シネマ豊洲にて開催され、本作でダブル主演を務める有村架純、國村隼に加え、シリーズ前作『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』の主演・三浦友和が登壇した。

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 トークショーでは、愛する人を失った3人の家族の再出発を描く本作のストーリーにちなみ、「家族」をテーマにトークを展開。有村は家族の独特なルールを聞かれると「とにかく丁寧な言葉を使いなさいと言われていました」と、両親のしつけについて語った。兵庫県出身であることから、「~やんな」ではなく「~やんね」を使うなど、関西弁の語尾に関しても両親は「うるさかった」という。

 さらに、厳格なしつけは言葉遣いだけでなく、食事の際もルールがあったようで「ご飯食べる時は正座しないと怒られるし、肘をついても怒られる」と有村。「私は女兄妹なので、余計に父親が女性としてちゃんと育ててくれたのかなと思います」と、厳しくしつけられた理由を推測した。

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 今回のイベントが「いい夫婦の日」の前日に開催されたことから、MCが三浦に「生涯のパートナーとして歩んでいく上で大切なこと」を尋ねる場面も。三浦は「人と比べないことが一番大事。それぞれの家庭で自分の家の幸せは何だろう、と見つめることなのかもしれません」と考えを語った。

 息子の三浦祐太朗に「そのような考えを伝えている?」との質問には「そんなことは伝えないですけど」と否定しつつ、「親の背中は見てほしいなとは思います」と父親の顔をのぞかせた。

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 また、シリーズ前作から7年の時を経て本作が公開されることから、「7年後どうなっていたいか」との質問が登壇に投げかられた。國村が「今よりもっとドキドキしていたい」と話すと、有村も「國村さんと被るかもしれないですけど、ときめきは持っていたいですね。小さなときめきというか、そういうものを見つける人になっていたい」と、将来の自分に想いを馳せた。

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 ちなみに有村は現在、イヌやネコなどの動物にときめいているそう。「さっきもお仕事でネコちゃんに会ってきたんですけど、イヌとかネコとか動物をすごく飼いたくて。今はその欲を制御しています」と笑顔を見せていた。

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テキスト・写真:水野梨香

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