
「最近、まるで違う人の胸みたい。このままでは自慢のバストが……」
2012年にデビューを果たし、現在、人気を不動のものにしているグラビアアイドルの岸明日香が、その完璧なスタイルからは想像できない意外な悩みを告白した。
自他ともに認めるスポーツ観戦好きの岸は、格闘技やプロレス、カーレースなどその観戦ジャンルは幅広く、「一人プロレスだって余裕。生観戦で感じられる熱量が大好き」と公言している。19日にはAbemaTVで放送された大相撲九州場所九日目に相撲ビギナーとしてゲスト出演も果たした。「以前から興味があった」という相撲観戦の後ということもあり、いつも以上に表情は弾んでいると思われたが、インタビューに応じた岸の表情は少し曇っていた。
そのきっかけになったという取組は、前頭筆頭同士の戦い、妙義龍(境川)と北勝富士(八角)の一番だった。身長186cm、体重153kgの妙義龍の体脂肪が22%であることを知った岸は「反省しました。私の方が遥かに体重は少ないのに、体脂肪が……」とその理由を語ると「ズボラなんです。ジムに行ったりヨガをしたりするわけでもなく、気が向いたときに腕立てや腹筋をする程度。ジャンルは違っても同じプロとしては失格ですね」とため息交じり。男性と女性で数値が異なることを伝えたが「はぁ~」と落ち込んだ様子は変わらなかった。

聞けば昨年までは食べることを我慢できず、マネージャーの分までお弁当を平らげたこともあったという。撮影現場のスタッフの間には「岸ちゃんはよく食べるから、質より量で」という暗黙の了解もあったそうだ。そしてそこまで落ち込むのは、本人にある心当たりがあってのことだった。
運動を全くしないと言い切る岸は、今年から食事に細心の注意を払うようになり、自炊を始めたという。しかし、体重は落ちても「全く筋肉が無いので、体脂肪率に変化が見られません。二の腕なんかも締まりがなくて。以前は胸が張っていたのに、最近は徐々に柔らかくなっているのを自分でも感じていて、どこか他の人の胸みたい。27歳になったので、このまま垂れてしまわないか怖くて……脱ズボラでしっかり保たなければ」と苦笑いを浮かべた。
初観戦を終えた相撲について感想を求めると「あっという間でした。というのも、今日実際に相撲を観るまで、取組は三番勝負で、先に二つ勝った方が勝ちと思っていたのに、どれも一発勝負。まずそこに驚きましたね」と天然っぷりも披露。「今度こそ生観戦。一人国技館で」と意気込んで見せた表情に、先ほどまでの曇りは無かった。
(C)AbemaTV




