24日『VS 那須川天心 2nd』(AbemaTV)が放送された。1stシーズンから3か月を経て始まった、“神童”那須川天心に密着する格闘ドキュメンタリー番組だ。
天心は11月14日開催の『RISE 129』のメインイベントで、内藤大樹を相手に1ラウンド1分59秒でレフェリーストップと、圧倒的な強さを見せつけ勝利。番組では試合を終え帰途につく車の中で、父・弘幸氏と親子2人きりになって本音で語り合う様子を紹介している。
弘幸氏は「少ない時間の中で、ああやって作ってやり込むと(本番で)出るんだよ」と練習の意義を訴え、「誰とやっても(作りこむ練習を)やっていかねえと。ロッタンとやったって、次ブッ倒さねえと、みんな納得しねえから」と、先日の試合で辛勝したロッタン・ジットムアンノンの名前を挙げて天心の闘志を煽った。
試合前の様子について、弘幸氏が「集中力がスゴい高まってたな」と振り返ると、「高まってたけど、みんな『怖かった』って言ってた」「いつもよりガチガチになってて」と、思いのほか気持ちが高ぶっていたことを明かす天心。
「超集中してたから(TEPPEN GYMのほかの選手を)煽ったりできなかった」と反省したが、弘幸氏は「リング上がったら(内藤の攻撃)全部見切れてたよ」と、試合では調子を取り戻していたとフォローする。
さらに「(内藤選手)やっぱり相当パンチ警戒してたね」と振り返る天心に、「ボディ効いちゃってたからな」と分析した弘幸氏は「『ハイキック出るなあ』と思ってたんだけど、出す前に終わったからさ」と、想定したフィニッシュの前に試合が決したことを明かしていた。