11月24日『格闘代理戦争3rdシーズン』(AbemaTV)が放送された。格闘界のレジェンドたちが次世代を担う選手を発掘する「格闘リアリティ番組」。第3弾では「総合格闘技/女子」を舞台にファイターたちがトーナメントの頂点を目指し、優勝者には賞金300万円と「ONE Championship」プロ契約の権利が与えられる。
現在、青木真也の推薦選手である古瀬美月は、高校から近く授業後に通うことができる<パンクラスイズム横浜>でトレーニングを積んでいる。代表の北岡悟による指導に加え、「DEEP JEWELS」で17戦を戦うSARAMIを相手にスパーリングをするなど万全の体制だ。
準決勝が間近に迫る中で実施したのは、5分10ラウンドのSARAMIとのスパーリングというハードなもの。「磨き合います互いを!」と言う青木は、両者を「バブルの頃のような宝石になる」と例えたが、バブル時代を知らない古瀬は頭にハテナマーク状態だ。
古瀬が文字通り足掻きながらスパーリングに打ち込む中、スタッフが青木に“秘策”はあるのか? と質問すると、青木は「秘策は日常ですよ」と、日ごろの練習こそが重要だと回答。必殺技を用意しているという他陣営に対して「そんなこと考えるのがバカなわけよ、俺からしたら」「秘策とか言ってる時点でピントがズレてるんですよね」と容赦なく切り捨てた。
練習後、青木は古瀬に「心配しかないな」と言葉をかけつつ「心配しかないから勝てるよな。俺たちが一番ビビってるし、俺たちが一番緊張してるよ」と謎の理論を吹き込むと、古瀬も「一生懸命頑張ります。それだけです」とシンプルに意気込みを語っていた。
トーナメント第2回戦は12月1日にAbemaTVで生中継される。