11月24日『格闘代理戦争3rdシーズン』(AbemaTV)が放送された。格闘界のレジェンドたちが次世代を担う選手を発掘する「格闘リアリティ番組」。第3弾では「総合格闘技/女子」を舞台に、ファイターたちがトーナメントの頂点を目指す。優勝者には賞金300万円と「ONE Championship」とのプロ契約の権利が与えられる。
推薦人の桜井“マッハ”速人と推薦選手の平田樹は、前回の放送で那須川天心の所属する<TEPPEN GYM>に赴きMMAで通用する打撃を教わったが、放送されなかった“トラブル”があったことが明かされる。
天心が指導する中「違え、違えよ!」とマッハはリングに乱入。1度は引き下がるも「俺のイズムを引き継がせたいから」と、その後も練習を中断させて自らの格闘理論を披露。これを苦々しく見ていたのは平田が所属するジムの代表であり、DEEPで2階級制覇の実績を持つ横田一則だ。
マッハの指導について利かれた横田は、「昔の根性論の教え方をして頂いていて」と皮肉たっぷりに言うと「間違って(マッハの)言うこと聞いちゃって、変な風にならないか心配」と平田の将来を案じる。
さらに横田は、マッハに「大学のレスリングに行ってこい」と言われた平田が、重量級の選手に囲まれながら「2分30ラウンド」というあまりにハードな練習に挑まされたこと、その後手違いもあり茨城の地で2時間半以上放置され、帰宅するため親に車で迎えに来てもらっていたことを暴露。
スタッフがこの件をマッハに問いただすも「私流に育てさせてもらいますよ」と、“野生のカリスマ”はあくまで自分のやり方を貫くと明言。2人のわだかまりを解消するため、番組スタッフは平田同席のもと2人の話し合いの場を設けることに。
釈明に終始するマッハだったが、スタッフが「2人は向こう向いてもらっていいですか?」とマッハと横田に後ろを向かせると、平田に「言いづらいと思うけど、どっちの師匠が分かりやすくて『この人についていきたいな』と思います?」と質問すると、平田は無言で横田を指す。
最後にスタッフが、マッハに「とりあえず謝って下さい」と要求。マッハはあらためて論点をずらそうとしたが、再度スタッフが「1回謝って下さい」と詰め寄ると、観念して「ごめんなさい」と平田に頭を下げていた。
一度は和解したかに見えたマッハと横田だったが、その後の練習では再度意見が食い違い衝突。問題の解決は一筋縄ではいかないようだ。
トーナメント第2回戦は12月1日に<AbemaTV>で生中継される。