1日『格闘代理戦争3rdシーズン』(AbemaTV)のトーナメントが開催された。格闘界のレジェンドたちが次世代を担う選手を発掘する「格闘リアリティ番組」。第3弾では「総合格闘技/女子」を舞台にファイターたちがトーナメントの頂点を目指し、優勝者には賞金300万円と「ONE Championship」プロ契約の権利が与えられる。
第1試合では青木真也推薦・古瀬美月と、山本“KID”徳郁の“KIDイズム”を継承する<TEAM KRAZY BEE>推薦・あいが対戦。
試合開始直後から積極的に距離を詰めた両者は、そのままグラウンドの攻防に。あいが上からパウンドを激しく打ち下ろす中、古瀬は執拗に腕関節を取りにいく。
解説の元格闘家・大沢ケンジは古瀬のスタミナ切れを心配したが攻撃の手を一切緩めず、最後は真下から腕ひしぎ十字固めを極めて執念の1本勝ちを収めた。
試合後、古瀬は号泣しながら「一生懸命やってきて、もちろん勝つためにやってるんですけど、こんな大きい会場で、こんないっぱい、大勢の人の前でこうやって勝って、自分が表現できてる自分がいるってことに、すごいなんか嬉しくて……」と感情を爆発させ、青木をはじめ両親や友人への感謝を述べる。
そして「もちろん決勝、絶対つらいと思うけど、そういう気持ちを勝利っていう形でみんなに返していって、自分の戦っている姿を見て、みんなに勇気を与えてあげられるような存在になりたいです」と声を振り絞ると、青木と熱い抱擁を交わした。
また、試合前に古瀬と戦うことが決まったあいが「ラッキー」と発言してことを受け、「言いたいことがあって……ラッキーでした!」と、笑顔で“お返し”する一幕も。さらにコメントを求められた青木も「ラッキーでした!」と繰り返し、会場を沸かせていた。