1日『格闘代理戦争3rdシーズン』(AbemaTV)のトーナメントが開催された。格闘界のレジェンドたちが次世代を担う選手を発掘する「格闘リアリティ番組」。第3弾では「総合格闘技/女子」を舞台にファイターたちがトーナメントの頂点を目指し、優勝者には賞金300万円と「ONE Championship」プロ契約の権利が与えられる。
第2試合は、桜井“マッハ”速人が推薦する平田樹と、佐藤ルミナが推薦するシュートボクシング40戦36勝の経歴を持つMIOが対決。
序盤からMIOがパンチで弾幕を張るも、平田は一切臆さずに前へ出てタックルを決める。そのまま寝技の攻防になるとバックを取った平田がスリーパーホールドで“失神KO”を勝ち取った。
試合後、興奮冷めやらぬ平田は「いやー、えーと……勝ちたかったんで、はい、勝ちました(笑)」とシンプルに喜びを表現。今回の試合に向けて、那須川天心が所属する<TEPPEN GYM>でMMA向けの打撃技術を教わったことに触れられると、「今だけじゃなく、もっと先のことを考えて打撃の練習とかしてたんで、よかったです」と、格闘家としての将来を見据えたコメントをした。
マッハは「まあ100点だね!」と平田を絶賛すると「決勝は120点獲ってもらってですね、完膚なきまでに勝って頂いて」と、決勝での完全勝利を予告。
平田について「ダイヤの原石で言えば、半分磨いてるんで。半分光ってるのが見えましたよね?」と訴えかけると、観客は拍手と歓声で応じていた。