ももいろクローバーZが31日、神奈川・パシフィコ横浜にて年越しイベント『ゆく桃くる桃 ~第2回 ももいろ歌合戦~』を開催。この模様がAbemaTV・AbemaSPECIAL 2チャンネルにて19時10分より生中継される。
昨年に引き続き行われる『ももいろ歌合戦』には、総合司会として東京03、出演者にはももいろクローバーZをはじめ、2年連続出演となる氣志團、水前寺清子、森口博子や、今年が初出演の大原櫻子、T-BOLAN、東京女子流、松崎しげるといった豪華かつバラエティに富んだ計31組のアーティストが現在までにラインナップされている。さらに追加アーティストも今後アナウンスされる予定だ。
AbemaTIMESでは、11月29日に東京・都内某所で「ももクロ緊急招集『ももいろ歌合戦』挑戦宣言会」と題した記者会見を行なったももいろクローバーZに取材を敢行。4人体制でデビュー10周年を迎えた2018年を簡単に振り返ってもらうとともに、今年の『ももいろ歌合戦』について話を聞いた。
取材・文=中山洋平
写真=藤木裕之
4人が進んで行くべき未来の足元を固める事が出来た
--ももいろクローバーZは今年結成10周年を迎えました。4人体制で10周年イヤーを駆け抜けたわけですけど、振り返ってみていかがですか?
玉井詩織:長かったような、短かったようなですね。振り付けを4人用に直したりだとか、今年初めての作業がたくさんあったのでね。でも、これから私たち4人が進んで行くべき未来の足元を固める事が出来た、そんな1年だったかなと思います。
--5月23日に東京・東京ドームにて行われた、グループ結成10周年アニバーサリーライブ「ももいろクローバーZ 10th Anniversary The Diamond Four~桃響導夢~」のステージでは、皆さんが10周年を迎えた心境を赤裸々に語っていました。百田さんは時折声を詰まらせながら4人体制になった事への本音を語りつつ、最後には客席のモノノフに「お前ら全員ついてこい!」と力強く呼び掛けていました。改めて百田さんのカリスマ性を感じた瞬間でもあったんですが、あの時から吹っ切れた感じですか?
百田夏菜子:うーん…そうですね。私たちは2018年になってから本当にバタバタしていた状態だったので、東京ドームに立つまでは自分の中に「これからどうしたらいいのかな?」って思いが少なからずありました。でも東京ドームでファンの皆さんの前に立った時に、私たちが1番大事な場所は今までもこれからもライブなんだなって事を改めて感じる事ができたんです。
--ももクロとしてステージに立ち、モノノフを前に歌い踊って大事なものを再確認できたというか。
百田:はい。4人でできる事はきっともっとたくさんあるなって思えましたし、今の私たちだからできる事を新たに探していこうって。今は4人でたくさんの新しい事にも挑戦させていただいてるので、とにかく頑張りたいですね。大晦日の『ももいろ歌合戦』もそんな感じです。
”これからもよろしくね”って気持ちを込めて
--そんな2018年の締めくくりとなるイベント。去年にも増して、今年の『ももいろ歌合戦』も盛り上がりそうですね。
佐々木彩夏:去年を上回る、すごい年越しイベントになればいいなって思います。皆んなが楽しい気持ちで新しい年を迎えられたら。
高城れに:『ももいろ歌合戦』は、私たちが主催者なんですけど「本当に出ていいのかな?」って思っちゃうくらい、豪華で素敵な方々が出演してくださるイベントなんです。ももクロも、負けないように頑張らなきゃなって思うし、イベントに参加した全員が「2018年やり残した事はない!」って言ってくれるような時間にしたいです。
--参加した総てのモノノフを幸せにするというか。
高城:今年は4人体制で迎えた10周年イヤーだったけど、本当にたくさんの人の支えを感じることができました。その感謝の思いと、そして”これからもよろしくね”って気持ちを込めつつ『ももいろ歌合戦』の時間をモノノフさんと過ごせたらいいなって思います。
佐々木:今年の始めを『ももいろ歌合戦』で迎えて、今年の終わりもこのイベントで締めくくれるというのは素直にうれしいです。けど、それと同時に”もう1年経ったのか”って思いもあります。恐ろしい(笑)。
玉井:早いよねー。
--AbemaTVは、2年連続百田さんのエビ反りジャンプで年越しの瞬間を迎えているんです。今年、年越しの瞬間はどうなりそうですか?
百田:あー。今年はどうやって年越そうかね?
佐々木:ここにきて変える?
現場にいた川上アキラ氏(ももいろクローバーZプロデューサー):まだわからないですね。あーちゃん(佐々木彩夏)がジャンプするかもしれないしね。
佐々木:ウチら的にはもう4年連続エビ反りジャンプで年越しているよね(※ももクロは4年連続で年越しイベント『ゆく桃くる桃』を開催している)。
百田:そっか。私はこの4年間、年越しの瞬間に地球にいないんだ。
玉井:ウチらだっていないよ! 一緒に跳んでるんだから。
高城:そうだよ!
玉井:けど考えてみたら、年越しの瞬間、これだけ地面から跳んでる人もなかなかいないかもね。
佐々木:「足の先が地面から離れているランキング」だったら相当上位かもね。
百田:何それ(笑)。
佐々木:普通のジャンプだったら到達しない位置に足があるじゃん。
百田:確かに。けどこれから本当に年越しのエビ反りジャンプを何年も続けたとしたら、もしかしたら跳べなくなる瞬間を映すのもAbemaさんかもしれないですね。
玉井:(攣ってしまって)痛てて…って瞬間とかね。
高城:そういうのを映すのもカッコいいかもね。
百田:うん…。でも今年も元気に華麗に決めたいと思います。
小松さんが大丈夫であればウチらは喜んで
--9月28日の放送をもってAbemaTV『AbemaPrime』の進行役を卒業したテレビ朝日の”アナノフ”こと小松靖アナウンサーですが、11月28日に投稿したツイートでももクロへラブコールを送っていました。
ネットから地上波に戻って葛藤と戸惑いの2ヶ月。「ザテレビジョン」さんにインタビューして頂きました。あらためて読み返すと、いろんな思いがあふれちゃってます(笑)。そして、最後のももクロはわりと本気です。 #アベプラ #momoclo https://t.co/Y4eaGOeF8R
— 小松 靖 (@komatsu_yasushi) November 28, 2018
百田:うっそ。本当ですか?
--本当に、本当に(笑)。今回も大晦日の共演はありそうですか?
佐々木:去年は中継役として来てくれましたもんね。今年、出演者に名前がないなってずっと思ってた(笑)。
高城:そうだね。
玉井:去年も出演者として名前は出てなかったんじゃない? 今年はお客さんとして来てくれるかもしれないしね。
佐々木:まぁ、でも番組に出るにしろ出ないにしろ、現場には来てくれるんだろうなぁって思ってますけどね。
百田:(ニヤニヤしながら)でもさぁ、テレビ朝日さんのお昼の顔になっちゃったからねぇ~。
全員:(ニヤニヤしながら)ねぇ~。
--あははは(笑)。愛を感じる弄り方ですね。
百田:カウントダウンは夜だからねぇ。
佐々木:下手したらオールする事になっちゃうよねぇ。
--深夜稼働になっちゃいますからね(笑)。
百田:うん。それでも、小松さんが大丈夫であればウチらは喜んで共演したいです。
『ももクロ年越しカウントダウンライブ「第2回 ももいろ歌合戦」完全版独占生中継!』
放送日時:12月31日(月)19:10 ~ 26:00
放送URL:https://abema.tv/channels/special-plus/slots/9MiUg7Z1Kk2C2b
<イベント司会>
東京03
<出演者>
浅草出身の大物師匠 / アップアップガールズ(仮) / イルカ / 大原櫻子 / 角田晃広 / 加山雄三 / 氣志團 / Creeppy Nuts / サイプレス上野とロベルト吉野 / さだまさし / さつまいも娘(たこやきレインボー堀くるみ・清井咲希) / 塩乃華織 / 笑福亭鶴瓶 / シルビア・グラブ / 水前寺清子 / スターダスト イケメン先輩俳優(サイボーグ) / スタァライト九九組 / ちぃたん☆ / T-BOLAN / 東京女子流 / 徳井健太(平成ノブシコブシ) / ナオリュウ / 永野 / ノブ(千鳥) / 花柳糸之杜中 / Fischer's / BOYS AND MEN / 松崎しげる / 松本明子 / モーニング娘。OG(矢口真里&藤本美貴) / ももいろクローバーZ / 森口博子 / and more