写真:小野直樹
平日20時から放送されているAbemaTVの報道番組「AbemaPrime」が、6月20日に放送50回目を迎えた。同番組のキャスターを帯で務めているのが、テレビ朝日の小松靖アナウンサーだ。
オウム真理教の元・信者や薬物依存症と闘う人物が登場するなど刺激的なキャスティングに加え、多数の芸人やアーティスト・アイドルが出演し、笑いや音楽の要素もときに盛り込まれる「AbemaPrime」は、地上波の報道番組とは明らかに一線を画す。コメンテーターが日替わりなのはもちろん、MCも毎日違った顔ぶれ。曜日ごと取り扱うテーマも違うので、まるで生き物のように日ごと、姿・形が変化する番組だ。しかし、放送開始当初から”新たな報道番組のスタイル”を世の中に提示し続け、徐々にその認知度が向上しつつあるのは、スタッフの高い取材力と、”AbemaTVのメイン報道番組を作る”という揺るぎのない信念が生み出している結果だろう。そして進行の手綱をしっかりと握るキャスター・小松アナの存在も大きく貢献しているように思う。