6日に放送されたAbemaTV『NewsBAR橋下』で、橋下徹氏が大阪万博の開催決定についてコメントした。
橋下氏はまず「万博が7年後に来るということで、やっと大阪に希望の光というか、"何やってもダメだ"という負け癖の雰囲気から反転攻勢になっている。目標がないとやっぱりワクワクしない」と指摘。
その上で、否定的な意見があることに対しては「松井知事も言っていたが、とにかく最先端の技術を集めて、万博に来れば10年長生きできる、10歳若返ると(笑)。半年間のお祭りだし、中身がどうだというのもあるが、みんなが見たいものは時代とともに変わってくるし、7年後には技術がもっと進歩しているんだから、いまここで議論して決めても陳腐化してしまう。お金の問題も色々と言われるけど、それを東京のコメンテーターに言われたくない。800億の運営費で"これは無駄遣いにならないですかね~"って、アホか!オリンピックとか豊洲とか、東京はどんだけ無駄遣いしてんだ!そういう東京人には言われたくない!」と反論した。
さらに橋下氏は招致にまつわる秘話も披露。「僕は民間人だからワーワー騒いでるだけだけど、松井知事と吉村市長が旗を振って、大阪府市の職員も頑張って、関西経済界と一緒に頑張ってる。僕は色んな補助金を切ったから、関西経済界からむちゃくちゃ嫌われてた。僕が市長だったら絶対まとまってなかった。初めは万博が来るなんて、職員も含めて誰も信じてなかったと思う。それから、本気を出した安倍政権の力はすごいと思った。松井知事も安倍さんとご飯を食べているときに一生懸命お酒を注いで酔わせて、"万博、絶対必要ですよね"、安倍さんも"絶対必要だよな"って。そしたら安倍さん、男に二言はない。菅官房長官と旗を振ってくれた。そこから経済界を含めて一気に動いた。みんなびっくりしちゃったもん。僕は横から見ていただけだけど。松井さんがお酒注いだら、俺もこう注いでね(笑)」と明かした。(AbemaTV/『NewsBAR橋下』より)