![「アレックス・シウバをここまで追いこんだヤツいますか!?」修斗ストロー級王者の力をアジアの舞台で示す!ONE初参戦の猿田洋祐、前王者に勝利](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/a/5/724w/img_a58721b32e1b303cf44b1663f64a3ee1168286.jpg)
現地時間12月7日、アジア最大級の格闘技イベントONE Championshipのマレーシア・クアラルンプール大会が開催された。
アジア各国で毎週のように大会を開催、青木真也をはじめ日本からも数多くの選手が参戦しているONE。その中で女子のトップ選手として活躍しているのがV.V Meiだ。
日本でもさまざまな団体で活躍、女子MMAを開拓してきた1人と言っていいVは海外の大会に積極的に進出。ONEではアトム級チャンピオンのアンジェラ・リーとタイトルマッチで2度の激闘を展開している。
5月の王座戦で敗れたVは、今回が再起戦。フィリピンのジョマリー・トーレスと対戦した。試合は組み技でVがリードする展開。1ラウンド、パンチとローキックで前に出ようとするトーレスに組みつくとテイクダウン、そこからヒザ蹴りなどで主導権を握った。
2ラウンドはスタンドの攻防となったが、Vは終盤にテイクダウン。最終3ラウンドもテイクダウンからの打撃で優位に試合を進め、ポジションを支配して試合終了。しっかりと力を見せて3-0の判定勝利を収めた。
ONEは来年3月に日本大会を開催。その発表記者会見にも、Vは日本の中心選手として出席している。今回の復活勝利は、日本大会に向けてのステップとしても大きなものだと言える。「格闘代理戦争」(AbemaTV)ではコーチとして登場したV。これからさらに注目度を上げていくだろう。
また今大会には、新村優貴と猿田洋祐も出場。新村はヴィタリー・ビグダシュに一本負けしたものの、猿田は判定勝利。しかも相手は前ストロー級王者で、現王者の内藤のび太に一度は勝っているアレックス・シウバ。初参戦でいきなり難敵との対戦になったが、見事にクリアしてみせた。
実際、猿田はこの大一番で実力を存分に発揮。シウバのテイクダウンをディフェンスすると自分が上になり、スタンドでも攻勢。オフェンス、ディフェンス、スタンド、グラウンド、すべての面でバランスの取れた闘いで、前王者から勝利をもぎ取った。
のび太に続き、修斗ストロー級王者の力をアジアの舞台で示した猿田。この先、さらに大きなチャンスもありそうだ。