順天堂大学医学部の入試で、小論文と面接による2次試験で女子の合格最低点を男子より高く設定するなどしていたことがわかった。過去2年の間に不利益を受け不合格になった受験生は48人で、大学は追加合格の対象にするとしている。
注目が集まったのは、減点の理由。順天堂大学は、面接などが行われる試験では「女性は精神的な成熟が早く、コミュニケーション能力が高いため補正する必要がある」「男子学生を救うという発想で補正した」として、女子の点数を一律に下げていた。点数引き下げは少なくとも10年前から行っていたという。
この順天堂大学の説明に、「コミュ障の女子の私は涙目」だという柴田阿弥は猛反論。「女子がみんなコミュ力高いと思うなよ!って言いたいぐらい。平成が終わろうとしている時代に、このような説明をよく会見で言えるなと。私は医学部を受けることはないけど、嘘でもいいからもっとまともな言い訳を考えて。こういうことを言う世の中であってはいけないと思う」と憤りを顕にした。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)