1986年に『週刊少年ジャンプ』で連載を開始し、ギリシャ神話をモチーフに「聖衣(クロス)」と呼ばれる鎧をまとった「聖闘士(セイント)」たちの活躍を描いた、車田正美さん作のマンガ『聖闘士星矢』。80を超える国と地域でアニメが公開されるなど、海外でも大人気の名作だ。
 来年の夏にはNetflixで新シリーズの配信も予定され、先駆けて予告映像が公開されたが、そこに登場するメインキャラの1人、“アンドロメダ瞬”が物議を醸している。アンドロメダ瞬は戦いを好まない優しい性格で、ストーリー上は、女性観客から「なんて美しいの。とても男の人とは思えない」、敵キャラから「まるで少女のよう」「清楚な顔」と評されるような、“女性らしい”少年だ。しかし、新シリーズでは女性の設定で描かれている。