
12日、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを支えるボランティアの名称候補が発表された。
発表されたのは、大会運営に携わる「大会ボランティア」と、駅での案内などを行う「都市ボランティア」の候補4パターンずつで、大会を盛り上げる重要な役割を担うことから、「配役」を意味する「キャスト」を用いた「フィールドキャスト」「シティキャスト」、また、オリンピックを成功に導くための重要なポジションとなっていることから「ゲームズアンカー」「シティアンカー」。そして最高の力を結集し、一丸となって大会を力強く盛り上げることから「フォース」を用いた「ゲームズフォース」「シティフォース」がノミネートされている。また、"ひとりひとりが輝く願い"と、大会エンブレムの藍色にちなんだ「シャイニングブルー」「シャイニングブルートウキョウ」という候補もはいっている。

発表を受け、早速ネットでは「必殺技みたいでかっこいい」「『高輪ゲートウェイ』と同じくらいセンスがいい名前」「ていうか、ボランティアでよくない?」と、賛否両論だ。しかし、ボランティアに名称が付くのは東京大会だけではない。過去の大会を見てみると、平昌では「パッションクルー」、リオでは「シティホスト」、ロンドンでは大会ボランティアが「ゲームズメーカー」、都市ボランティアが「チームロンドンアンバサダー」となっていた。

命名歴25年のカリスマ命名士・高橋呂侑さんは「『フィールドキャスト』と『シティキャスト』が一番いい。見た瞬間にビビっと来た。「フィールド」という言葉に、いろんな場面に臨機応変に対応できる柔軟性を感じられるので、絶対にこれにするべき。略すなら『FC』や『CC』かな」と話す。

正式な名称は、ボランティア応募者の投票をもとに、1月下旬に決定・発表される予定だ。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)





