東京・墨田区が導入したごみ分別案内“AIチャットボット”が、いまTwitterで話題になっている。
ごみ以外のことを聞いてもいろいろ答えてくれるこのボット。Twitterで「ゴミの捨て方教えてくれる猫、気に入りました」と紹介されると、4万7000件以上のリツート、9万6000件以上のいいねが寄せられるなど、注目を集めている。
実際に試してみると、『割れたグラス』には「出したいものがわれものなら、分別方法は燃やさないごみだよ」「新聞紙などに包んで『危険』と表示して出してね。30cm以上のものは粗大ごみへ」と適切な方法を教えてくれるほか、『過去』と入力しても「『過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える。』ってニーチェは言ったそうだよ」といった答えを返してくれる。
このチャットボットを開発した経緯を墨田区のすみだ清掃事務所に聞いてみたところ、「電話では24時間対応できないため、会話型で何かできないかと思った。導入後は昼間の電話が減ったように感じる」とのコメント。キャラクターは、顔がごみ袋のキャラとアニメ風の女の子のキャラ、猫キャラの3つから区民投票で決定したそうだ。ちなみに、この猫キャラの名前は「すみにゃーる」。
また、「ニャ」と言う回答と言わない回答があることについては、「どのキャラに決まるかわからなかったので、初期に回答を入力していたものは『ニャ』と出ない」とのことだ。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)