![使命は“愛されること”、Pepper開発者が手がけた新世代家庭用ロボット「LOVOT」が誕生](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/0/d/724w/img_0df5efdeb7e46d9fe4a73078803f58a6192292.jpg)
ロボット開発企業のGROOVE Xが18日、新世代家庭用ロボット「LOVOT(ラボット)」を発表した。
丸い目にふっくらしたフォルムの「LOVOT」。開発を手がけたのは「Pepper」の開発者の1人、GROOVE Xの林要社長だ。「僕らを幸せにするものは、必ずしも便利なものではないと気付いた。幸せを感じる時って、愛されている時よりも愛している時ではないかと。そうなった時に、気兼ねなく愛する対象を作るというのは大切だと思った」と、あえて“仕事をしない”ロボットを作ったという。
![使命は“愛されること”、Pepper開発者が手がけた新世代家庭用ロボット「LOVOT」が誕生](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/6/5/724w/img_655793b8e5f92756a1f6ddde939dd4d6245415.jpg)
「LOVOT」は半天球カメラとマイク、全身にタッチセンサーを搭載。瞳は視線の動きや瞬きの速度、瞳孔のひらきなど緻密に設計されているという。重さは約3kg、抱き上げるとホイールをしまうつくりで、知らない人には人見知りも。人の代わりに仕事をする便利なロボットではなく“愛されること”が使命となっている。18日から2体1セットで予約を開始(1体販売は2020年を予定)し、価格は59万8000円(税抜)。
![使命は“愛されること”、Pepper開発者が手がけた新世代家庭用ロボット「LOVOT」が誕生](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/7/6/724w/img_7642997d74937698b065190c49f1bb78328377.jpg)
林氏は「AIやロボットが人の仕事を奪うのではなく、人にうまく働いてもらえるようにロボットがサポートするという形で、すみ分けることが大事ではないだろうか」とも話している。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)