15日『格闘代理戦争3rdシーズン』(AbemaTV)が放送された。格闘界のレジェンドたちが、次世代を担う選手を発掘する「格闘リアリティ番組」。第3弾では「総合格闘技/女子」を舞台に、ファイターたちがトーナメントの頂点を目指す。優勝者には賞金300万円と「ONE Championship」とのプロ契約の権利が与えられる。
決勝戦は12月29日に開催されるが、同日に実施されるスペシャルバウトで戦う選手たちが紹介された。
『格闘代理戦争2ndシーズン』で秋山成勲に推薦され、トーナメント覇者となったユン・チャンミンもスペシャルバウトに参戦。来年の3月にONEでのデビュー戦を控えているユンは「前回みたいに『賞金を取りに行きたい』『絶対に勝たないと』という思いよりも、今の自分のありのままの姿を“魅せたい”」と今回のテーマを明かす。
試合については「生まれつき負けず嫌いの性格なので、自分の熱い気持ちがいい結果を生むと思う」「どんな選手かわかりませんが、勝って上に行かないといけない階段なので、必ず勝ちたいと思います」と力強く語っていた。
一方、対戦相手の推薦人に名乗りを上げたのは、大沢ケンジ。推薦選手について「うちの“秘密兵器”で、空手で国際大会2位になったりしてる、打撃が本当に強いんですよ!」「日本のトップ選手たちとガチンコの打撃で五分でやる奴がいる」と鼻息荒く紹介する。
大沢が代表を務める新宿の<和術慧舟會HEARTS>にスタッフが向かうと、推薦選手の木下毅顕の姿が。多彩な蹴りと打撃センスを持つ木下は「寝技も空手の一部」と独自の理論を持ち、「RIZIN」で活躍するトップファイター・朝倉海を相手に甲乙つけがたいスパーリングを披露した。
試合については「韓国の方に勝つために100パーセントやる」と勝利への自信をみせながらも「その後は今までも変わらない、『アマチュアで地を固めていって』っていう話は大沢さんともしたので。勝ったからといって、少し注目してもらう程度で僕の方針が変わることはない」と、この戦いを“通過点”と位置付けていた。