LINEリサーチの調査で、20代独身の「クリスマスの過ごし方」の1位が男女ともに「1人で過ごす」予定であることがわかった。男性は39%、女性は30%がいわゆる“クリぼっち”だという。
そんな中、「クリぼっちの幸福度がリア充の幸福度よりも大きい」という研究結果が発表され話題になっている。これは、成人してから毎年クリぼっちだという男性・新倉さんが、自身の経験と友人の話をもとに、リア充とクリぼっちの「準備や労力」に着目し数式で導き出したもの。新倉さんによると、恋人を探す手間やデート費用を考えると「リア充は労力のわりに当日の幸福度が低い」という。そこで、新倉さんに「ねたみではないのか?」と聞いてみると、「そうです!ねたみ以外なんでもありません!!」との回答。そして、「誰と過ごしても、クリぼっちには勝てない」との捨てゼリフを残した。
さらに、クリスマスに盛り上がる人たち、主にカップルに一言申したい、なんならクリスマスを粉砕したいという団体がある。24日夜に「クリスマス粉砕講演会」を行った、「革命的非モテ同盟」代表の秋元貴之さん。団体について「誤解されがちだが左翼団体ではない。キリスト教を否定する団体でもない。モテない人たち、恋愛に興味がない人たち、恋愛から降りた人たちへの蔑視を打破することを目的とした団体」だと説明する。
クリスマスを粉砕したい理由については、「一言でいうと“恋愛資本主義”を打破したい。これは私たちの造語で、定義としては『恋愛は人として当然やるべきこと』という観念に基づいて消費を煽る、ということを指している。恋愛イベントシーズンに関する消費、クリスマスにカップルでオシャレに過ごさないといけないといった消費を行わない人に対する人格の否定や蔑視。クリスマスにカップルで過ごさないのはダサいといった空気が醸成されているのを打破したい」とした。
これまでは毎年渋谷でデモ活動をメインに行っていたというが、今年は許可が下りず講演会という形をとったのだという。クリスマス粉砕デモのほかにも、バレンタイン粉砕デモ、ホワイトデー粉砕デモの“3大デモ”をやってきたそうだ。
今回の活動の手応えについて秋元さんは、「してやったり。こうして取材に来てもらえたこと自体が成功を物語っている」と回答。「ねたみではないのか?」との質問には「ねたみではない。明確な理念を立ててやっている」と明かした。
また今後、会員にパートナーができる可能性については「その仮定に意味があるのか。極めて可能性が低いのではないか」としつつ、「もしパートナーができた場合、我々の掲げた理念に賛同してもらえるならば、参加していただいても構わない」と答えた。
秋元さんたちの活動は今後、どのような展開をみせるのか。
(AbemaTV/AbemaPrimeより)










