クリスマスが終わった12月26日、ネットで不思議な現象が話題を集めている。
フリマアプリ「メルカリ」を開くと、そこには売りに出されたネックレスや指輪をはじめとした装飾品の数々が。数時間の間に4℃など、有名ブランドのアクセサリーが大量に出品されている。
このような状況にSNS上では「今年もやってきました!クリスマスの闇!!」「メルカリがクリスマスプレゼントの墓場になっているらしいね」「4℃のシンプルなネックレスが欲しいので、男性はクリスマス、女性にプレゼントしてあげてください。私がそれをメルカリで買う」などの声も。
メルカリ担当者に話を聞くと「大掃除などで眠っていたものではないか」とコメント。「クリスマス後に4℃の出品は本当に増えるのか?」と質問したところ「特定ブランドのデータ集計は行っていないため、答えられない。ただし12月は全体の出品数が増える傾向がある(クリスマスパーティの景品など)」と回答を寄せた。
4℃といえば、どんな女性でも使いやすく、百貨店にもテナントが入る人気ブランド。この現象にAbemaTV『けやきヒルズ』に出演した社会学者で東京工業大学准教授の西田亮介氏は「ブランド物かどうかは関係なく、この人からもらった物ならなんでもメルカリに出しちゃうよ、ということでは」と指摘する。
女性の気持ちを読み間違えたばかりに、出品されてしまったアクセサリー。大切にしてくれる持ち主の元に届くことを願いたい。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)