新聞に掲載された宝島社の企業広告がSNSで話題になっている。
7日の朝日新聞朝刊には、油にまみれた鳥の写真と「嘘つきは、戦争の始まり。」というキャッチコピーとともに、「『イラクが油田の油を海に流した』その証拠とされ、湾岸戦争本格化のきっかけとなった一枚の写真。しかしその真偽はいまだ定かではない。(中略)陰謀も隠蔽も暗殺も、つまりは、嘘。そして今、多くの指導者たちが平然と嘘をついている。(中略)今、人類が戦うべき相手は、原発よりウィルスより温暖化より、嘘である。嘘に慣れるな、嘘を止めろ、今年、嘘をやっつけろ」と掲載。
また、同日付の読売新聞と日刊ゲンダイでは、真実の口の写真に「敵は、嘘。」というキャッチコピーで「いろいろな人がいろいろな嘘をついている。子供の頃から『嘘をつくな』と言われてきたのに嘘をついている。陰謀も隠蔽も改ざんも粉飾も、つまりは嘘。これほど嘘が蔓延した時代があっただろうか」と主張している。
この企業広告の意図について宝島社は「いまを生きる人々に、嘘についてあらためて考えてほしい。そして、嘘に立ち向かってほしい。そんな思いをこめて制作しました」とコメントを寄せている。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
▶︎平成最後の年賀状「隠れイノシシ」が話題に
■Pick Up
・「ABEMA NEWSチャンネル」がアジアで評価された理由
・ネットニュース界で話題「ABEMA NEWSチャンネル」番組制作の裏側