11日、乃木坂46の新成人メンバーが東京港区の乃木神社で成人式を行った。
毎年の恒例行事になっている、乃木神社での乃木坂メンバーの成人式。ことし成人を迎えたのは、1期生の齋藤飛鳥、和田まあや、2期生の伊藤純奈、佐々木琴子、鈴木絢音、寺田蘭世、3期生の梅澤美波、4期生の田村真佑の8人(和田は舞台スケジュールのため欠席)。
今回は1期生から昨年12月に加入した4期生まで揃ったこと、ソニーミュージック六本木ミュージアムで『乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展』が開催されていることから、齋藤は「だいたいぜんぶ世代」と命名。それぞれの立場から、今年の活動への決意を新たにした。
■新成人としての意気込みは?
齋藤「8月に20歳を迎えたんですけど、以前となんら変わりないので(笑)。変わらず平和に過ごしていけたら。振り袖を着るのは4、5回目とかで『お前はハタチだぞ』と言われている感じ。20代はまだ大人という認識がなくて、いろいろわきまえつつまだ自然体でいていいのかな」。
伊藤「ひとりの大人として自覚を持ちつつ、4期生が新たに入ったので先輩らしくいろいろな事を教えられたら。あと後輩が入ったことで1期生により甘えられたらなと思います」。
佐々木「今年も充実した1年にしたい。(初めてのお酒は)メーカーズマークというバーボン。好きなアニメにバーボンというコードネームのキャラクターがいて、別の好きなキャラがメーカーズマークを飲んでいたので同じものを飲もうと(笑)。そのキャラはロックで飲んでたんですけど、最初からは怖いなと思って水割りで飲みました。美味しかったです」。
鈴木「まだ20歳にはなっていないんですが、社会的には大人ということなので、客観的な視点を持って過ごしていきたい」。
寺田「ハタチといっても、アイドルというお仕事をしている以上はかわいい面、面白い面を見せていきたいし、大人になって成長したところも見せたい」。
梅澤「今年は自分の力をもっとつけて、グループの力なれるような存在になりたい。去年以上に頑張りたい」。
田村「去年から乃木坂46の一員になったので、わからないことがたくさんあると思うんですけど。4期生の中では頼れるお姉さんようになれるように頑張ることと、全体では自分にできることからまず始めたい」。
■絵馬に書き込んだ言葉は?
齋藤は『飛鳥ちゃん』。「真面目なんですけど(笑)。名字で呼ばれるのが得意じゃなくて、色んな現場のスタッフさんとか番組に出させていただいた時に『飛鳥ちゃん』って呼ばれたいなって」。
伊藤は『一つ一つの出会いを大切にする』。「個人の仕事もたくさんさせていただいているので、一つひとつの現場でお会いしたスタッフさんや役者さんとの出会いに感謝して、大切にしたい。色んなご縁があってまたご一緒することもあるので」。
鈴木は『常に感謝を忘れない』。「当たり前のことだけど、この節目だからこそ肝に銘じたいなと思いました」。
寺田は『世界平和』。「これだけ見たらある意味幼稚な発想だと思われるかもしれないんですけど、一人ひとりの方がこういうことを願ったら世界が変わるんじゃないかと。レコード大賞を『インフルエンサー』という楽曲で受賞して、人に影響を与えるという意味で願ってみるのもいいのかなと思いました」。
佐々木は『色んな人と食事に行く』。「メンバーやメンバー以外の方とも行きたい」。
梅澤は『表現力を高める』。「去年はライブはもちろん、歌とダンスや舞台をさせていただいたりしたんですけど、周りの人に助けられてばかりで。自分の表現力の引き出しの少なさを実感した1年でした。先輩方が広げてくれた道がたくさんあるので、そこで自分自身のスキルアップができたら」。
田村は『見た目も中身も大人になる』。「(4期生の)メンバーから『年上なのに年上っぽくない』とか『行動が5歳児みたい』と言われてしまうことがあるので、見た目も中身も成長していけたら」。
■こんな大人になりたい、憧れの女性像は?
齋藤「1期生は私と和田で全員20歳以上になって、お姉さんばっかりで参考になるし、スタッフさんも年上の方と接すること多いので、いろいろな方からいろいろなことを吸収していきたいなと。ちょっと媚を売るみたいな方法を覚えました(笑)。理想は媚を売ってもいやらしくない女性」。
伊藤「和服が好きなので、私服で着物を着られるような人になりたい」。
佐々木「声優の沢城みゆきさん。私生活もすごく充実しているんだろうなというのが見ていてわかるし、芯があって仕事もしっかりされている方なので憧れています」。
鈴木「ありのままの自分を好きでいられる人」。
寺田「ココ・シャネルさんみたいになりたい」。
梅澤「私は何をするにもまだテンパってしまうので、余裕のある女性を見ると素敵だと思う。20代から頑張りたい。どしっと構えていられるような女性になりたい」。
田村「無理に若作りをした人にはなりたくないなと(笑)。身の丈に合った服装とか、年相応の女性になりたい」。
撮影:野原誠治