俳優の稲垣吾郎が16日にブログを更新。主演舞台『No.9 -不滅の旋律-』が千秋楽を迎えたことを明かした。
同作品は脚本を中島かずき、演出を白井晃が手掛け、数々の名曲を残した“楽聖”ベートーヴェンの波乱に満ちた人生を、新しい視点から描いた作品。
この日稲垣は「舞台「No.9-不滅の旋律-」一昨日の大千秋楽をもって、全40公演終了いたしました。ご来場いただいたお客様、そしてこの作品を支えてくださった全ての関係者の皆様に心から感謝申し上げます。」とつづった。
また舞台上から撮影した客席の写真を公開し、「物語のエンディング。苦悩の闇に降り注ぐ薄明光線。絶望からやがて歓喜へ・・あの瞬間を皆さまと感じ合えたこと、視界に広がった美しく圧倒的な光景を僕らは一生忘れない。今はまだ、胸にぽっかり穴の空いたような虚無感が続いてますが… しばらくはこの寂しさを密かな愉しみにしたいと思っています。」と公演を終えた心境をつづった。
続けて舞台中の写真も公開、「ベートーヴェンの生み出した「不滅の旋律」彼の本当の苦しみなんて、誰にも分からない。現代を生きる私たちは、あくまでその偉大な音の遺産を浴び自由に想像をめぐらす…それでいいんだ。きっと彼が最後に望んだ事だから。世界中の人々に愛され続けた歓喜の歌。これからはどうか、平和な世の中で流れ続けられますよう祈りを込めて。」と自身の演じたベートーヴェンについての想いを語り、自撮り写真を公開してブログを締めくくった。