扶桑社の『週刊SPA!』の特集記事「ヤレる『ギャラ飲み』実況中継」をめぐって、同誌は16日、抗議の声を上げていた大学生らと編集部による話し合いの内容を公開した。
 それによると、大学生らの「記事制作の経緯を教えてください」との質問に対し、編集部側は「『ギャラ飲みの実態』についての企画があり採用しました。執筆の過程で扇情的な『ヤレる』という内容にしてしまいました」と回答。また、「女性をモノ扱いしていないか?」との質問には、「『女性をモノのように見る』視線があったことは間違いないと思うし、その点を深く反省している」、さらに「批判を受けると思わなかったでしょうか?」との問いには「実はSPA!編集部の女性編集者のなかには今回の特集記事掲載後に『ひどいね…』『読んでいてつらい』という声もあった。男性週刊誌の記事がどんどん過激化していく中で感覚がマヒしていたと思います」と答えた。