将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメントが1月19日に開幕し、愛知県名古屋市「ポートメッセなごや」で1回戦2局、2回戦1局が行われた。実績十分の4人が揃った中、行方尚史八段が1回戦で菅井竜也七段、2回戦で久保利明王将を破り、ベスト4入りを果たした。
午前中の1回戦、菅井七段に106手で勝利した行方八段は、同時に行われた1回戦で屋敷伸之九段を破った久保王将と、サウスポー同士の2回戦に臨み、122手で勝利。1日2勝で、ベスト4入り一番乗りを果たした。なお、行方八段は12回目を迎える同棋戦の第1回優勝者。
同棋戦は持ち時間40分の早指し戦で、昨年は藤井聡太七段(当時五段)が羽生善治九段(当時二冠)、広瀬章人竜王(当時八段)らを下して、一般棋戦の最年少優勝を果たしたことで大きな話題になった。藤井七段は2日目となる20日から登場し、1回戦では稲葉陽八段と対戦する。
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