映画『愛唄 -約束のナクヒト-』より、本編映像が解禁となった。

2017年、驚異の大ヒットを記録した『キセキ -あの日のソビト-』のキャスト・スタッフが再び集結し、名曲「愛唄」を映画化した『愛唄 -約束のナクヒト-』が、2019年1月25日(金)より全国公開となる(配給:東映)。
GReeeeNが初の脚本で本作に込めたのは、名曲「愛唄」への想いと同じ「人を好きになることを恐れないで」という、まっすぐなメッ セージ。手をつなぐことさえせず、恋する勇気を持てないまま大人になった青年が、“友”と“詩”との出会いによって、恋に全力で駆け抜けていくさまを、主演の横浜流星をはじめとする清原果耶、飯島寛騎ら注目の若手俳優が描き出す。実話エピソードから着想を得たオリジナル脚本で、青く澄みきった新たな物語が誕生した。
今回公開された本編映像は、横浜流星演じる主人公のトオルが、元バンドマンで旧友の龍也(飯島寛騎)と一緒に、凪(清原果耶)が投げかけた公式を解明しようとするシーンだ。
トオルと龍也に、ある公式が書いてある紙を見せた。それは、以前に凪と潜り込んだ高校の教室で、凪が黒板に書いた公式だった。トオルはその意味がわからず、ずっと解けずにいた。

数学パズルが好きな凪が考えたという公式は、K(kimochi)についてものだ。Kは気持ち(kimochi)のK、iは“私”、yはyouで“あなた”を表す。ただし、iとyは同じにはならない(i≠y)という条件。 「可能性」 、 「二人が近づく努力」 、「トオル君と出会ってからひらめいたこと」の3つがヒントと凪は言った。それを聞いた龍也は「さっぱりわからない」と言いつつ、「iとyも二人の気持ちじゃない?お互い近づくと気持ちも近づく……。なんちゃって」と勘を働かせる。それを受け、トオルも「iとyが近ければ近いほどKの値は大きくなる。二人が努力すれば近くなる。可能性も大きくなる!」と声を弾ませる。トオルが見つけた答えとは?そこにこめられた凪のメッセージとはなにか?
トオルは何かに夢中になることもなく平凡な日々を送っていたが、凪と龍也に出会い、少しずつ変わっていく。二人と出会ったときは、うつむきがちで話す声も小さい沈んだ雰囲気だったが、公式の話をする表情は、病が進行しているにもかかわらず明るい。横浜がトオルが少しずつ変化していく様を体現し、そこも本作の大きな見どころのひとつだ。そんな横浜は、清原果耶、飯島寛騎との共演について、「二人が凪と龍也として存在してくれたからこそ、トオルとしての感情が自然と芽生えたので、二人のおかげでトオルになれて感謝しています」と語る。そして、「この映画は命という重いテーマも描いていますが、その中でも失われない明るさ、生きることの素晴らしさをポジティブに呼びかける作品にしたい。その思いをトオルに反映したかった」と振り返る。
TBS火曜連続ドラマ「初めて恋をした日に読む話」では、メインキャラクターのピンクの髪の不良高校生役でひときわ注目を集め、 『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』(3月21日公開)と主演作『チア男子!!』(5月公開)も控えている横浜だが、本作への思い入れは強い。『キセキ -あの日のソビト-』に続くGReeeeN映画への出演に、「とてつもなくプレッシャーや責任を感じていますが、それ以上に幸せな気持ちでいっぱいです」とコメントしていたが、その後の撮影を通して「僕自身が演じながらたくさんのメッセージを受け取って、それをしっかり届けなければならないと思ったので、皆さんにとっても一生忘れられないような作品になって欲しいと思います。今を一生懸命に生きて、後悔をしないように、そして恋する勇気を受け取ってもらえたら嬉しいです」とあらためて強い意気込みを見せている。
この映像をヒントに凪の作った公式をぜひ解いて、凪の想い、作品から贈られるメッセージを受けとめてほしい。

ストーリー
「私の手、握ってくれてありがとう」 その言葉が僕らのすべてーー。
あいつの声が恋する勇気をくれた。あの子の言葉が、生きる意味を教えてくれた。僕を変えた二つの出会いが、一つの奇跡を起こす。
恋する勇気を持てないまま大人になってしまったトオルに起きた、二つの出会い。元バンドマンの旧友・龍也との再会、そして運命を変える詩との偶然の出会いにより、恋というものに生涯をかけて全力で駆けることになる。今まで手をつなぐことさえしてこなかったが、龍也の声に恋する勇気をもらい、その詩から、恋に生きる力をもらったトオル。詩と触れるキッカケをくれた比呂乃との出会いを経て、ようやくめぐり会えた運命の少女・ 凪。詩を綴ることをやめたその少女は、トオルに生きる意味を教えてくれた。しかし、彼女にはある秘密があった……。
(C)2018「愛唄」製作委員会
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