1月19日(土)深夜0時、AbemaTVで放送された「全日本〇〇グラドルコンテスト -アビリティ-」に、これまで数々の惨殺役をこなしてきた“ホラーグラドル”春野恵が出演。イタコの口移しの怪演技を披露し、スタジオと視聴者をざわつかせた。
女優へのステップアップを目指すグラドル156名から選抜された8名が、“グラビア界No.1演技力”の称号をかけて争った「演技派グラドルコンテスト」。このコンテストの優勝者には、4月に放送されるAbemaTVのドラマへの出演も約束されるとあり、舞台の上では、各グラドルが特徴を生かした渾身の演技を披露した。
2008年の映画「口裂け女2」でデビューした春野は、これまで惨殺される女性を数多くこなしてきた。その経歴からつけられた称号は“ホラーグラドル”。グラドル界では異色といえる存在だ。
ステージに立った春野はグレーのニットセーターを腰をくねらせながら脱ぐと、表面積の少ないブルーの水着姿に。「オリエンタルな雰囲気があっていいですね」とMCを務めるお笑いコンビ麒麟・川島明が言うと、実況の清野茂樹アナも「目ぢからがほかのグラドルと違う」と続けた。自由演技「イタコ」に移ると「ぎゃぎゃぎゃぎゃ、我こそは最強のイタコである」と言い放ち、妖艶に微笑んで見せた。
しかし、突如苦悶の表情。どうやら悪霊を降ろしてしまったらしい。表情が険しくなる。やがて、思いつめた様子で、自らの腹を十字に切り裂いていった。ホラーともコメディともつかない展開、春野の演技に視聴者は騒然。「怖い怖い怖い」「本物やろ」などの戦慄系感想に、「(ドラマ)トリックならいける!」「鳥居みゆきのネタですか?」などの突っ込みが混ざっていた。
93点という高得点をつけた審査委員の井筒和幸監督は「急に乗り移った」と春野の演技力を評価。ケンドーコバヤシも「すごい」とほめたが、最終演者になった感想を求められた春野の「(控室から次々とグラドルが居なくなり)バーゲンセールの野菜のような……」という珍回答を受けて、イジリ役ができたとばかりに「なんやそれ」と突っ込んで、会場の笑いを誘っていた。
(C)AbemaTV








