中国人俳優ハンギョンと歌手で俳優の山下智久が25日、都内で中国映画『サイバー・ミッション』の公開初日舞台挨拶を行った。
海外初進出の山下は、英語と中国語セリフで悪役挑戦。役作りについて聞かれると「体重を6キロ減量し、体毛も剃って、少しでも気持ちの悪い感じが出せないかと。そういう本編には映らない、見えない努力をしました」と告白。それにハンギョンが「知らなかった!ホントニ!?」と驚くと、山下はすね毛を剃るジェスチャーを交えて「自分で剃ったんですよ、現場で」と詳細に明かし、司会から「全身の毛を剃った、ということ?」と聞かれると「そういうことにしておきましょう!スベスベです」とぶっちゃけて会場中を驚かせた。
初共演のハンギョンに対して、当初は言葉の壁を感じたという山下だが「撮影という時間が仲を深めてくれた。中国公開時には自宅に招いてくれて、手料理を振舞ってくれた」と交流紹介。とくに撮影中のマレーシアで仲を深めたそうで「男同士3人でジムに行ったら、トレーナーさんに『上着を脱げ!』と言われて上半身裸でトレーニングというワイルドな経験も楽しかった」と笑わせた。
ハンギョンも「山下さんは口数の少ないクールでハンサムな人というイメージがあった。でも時間が経つにつれて優しい人に変わって、とてもコミュニケーションがしやすくなった」と好印象で「マレーシアでは撮影後にホテルのバーで一緒にお酒を飲んだりしたね」と懐かしそうだった。
テキスト・写真:石井隼人