“ラブドール”と暮らす一軒家を購入した男 「2080万円でラブドール博物館をつくりたい」
【映像】ABEMAでみる
この記事の写真をみる(4枚)

 22日、デーモン閣下がMCを務める「10億円会議 supported by 日本財団」が放送された。

 「世の中の役に立ちたい」という思いを抱える参加者が、様々なジャンルのスペシャリストからなる審査員5名に向けて、取り組みたい事業についてプレゼンを披露。見事審査員5名の心を掴み「合格」した者のみが、日本財団が用意した10億円から必要な資金提供を受けられるというバラエティ番組だ。

“ラブドール”と暮らす一軒家を購入した男 「2080万円でラブドール博物館をつくりたい」
拡大する

 「悩める人の駆け込み寺となるラブドール博物館を作りたい」と語るのは、兵頭喜貴(45歳)。清掃作業員として働く傍ら、自宅にラブドールを展示した「ラブドール博物館」を経営しており、今では国内外に根強いファンを持つ人気施設となっているそう。今回は、より多くの人たちに訪れてもらえるような観光施設として改装するため、2080万円の資金が必要で参加した。

 ゴミ山に捨てられていた1体のマネキンとの出会いが全ての始まりだったと話す兵頭。それからというもの、人形の魅力に取りつかれ、39歳の頃には“家族”であるラブドールと暮らすために一軒家を購入。さらにはラブドールとの結婚式まで行っており、まさにラブドールに生涯を捧げた男だ。

“ラブドール”と暮らす一軒家を購入した男 「2080万円でラブドール博物館をつくりたい」
拡大する

 最初は訝しげに見ていた審査員も、さまざまな事情で子どもが作れない人や、セックスレスに悩む人たちからの相談を受けたり、精神面でのサポートを行える施設だと説明をされると、次第に打ち解けた雰囲気に。デーモン閣下も「最初に出てこられたときの印象と、微妙に変わってきたよね」とコメントする。

 ところが、いざプレゼンとなると空気は一変。ラブドール博物館を前面に押し出した外観へ改装をしたいと兵頭が語ると、ジャーナリスト・堀潤は近隣住民から苦情が出る可能性を心配する。実業家・藤田志穂も同じ意見のようで、「ちょっと寂れた場所でもっと安く借りられるところがある」と現実的な案を出し、「(住宅地から離れた場所の方が)地域のためにもなるし、兵頭さんの理想にも近づける」とアドバイスを送る。

“ラブドール”と暮らす一軒家を購入した男 「2080万円でラブドール博物館をつくりたい」
拡大する

 プレゼンを進めていくうちに「悩んでいる人の受け皿になりたい」という兵頭の理想と、博物館の改装が結びついていないことも指摘された。ますだおかだ・岡田圭右も「プレゼンやればやるほど、ぼやけてきてるんですよね」と兵頭のプランの詰めの甘さに厳しい一言を投げかけた。最終的に賛同者は0人で不合格。兵頭は「厳しいっすね……。予想以上に厳しかったです。自分の考えの甘さを思い知りました」と、がっくり肩を落としながらスタジオを後にしていた。

(C)AbemaTV


▶見逃し視聴 「2080万円でラブドール博物館をつくりたい」

10億円会議 supported by 日本財団 - 本編 - #2:10億円会議 supported by 日本財団 | 動画視聴は【Abemaビデオ(AbemaTV)】
10億円会議 supported by 日本財団 - 本編 - #2:10億円会議 supported by 日本財団 | 動画視聴は【Abemaビデオ(AbemaTV)】
「10億円会議 supported by 日本財団 - 」等、5000を超えるオリジナルバラエティやドラマを好きな時に何度でもお楽しみいただけます。

▶本日放送 23:30~放送 「10億円会議 supported by 日本財団#3」

10億円会議 supported by 日本財団#3 | 無料のインターネットテレビは【AbemaTV(アベマTV)】
10億円会議 supported by 日本財団#3 | 無料のインターネットテレビは【AbemaTV(アベマTV)】
世の中の役に立ちたい人集まれ!日本財団が総額10億円の資金を用意!資金提供を受けたい参加者には、様々なジャンルのスペシャリストからなる審査員5名に対し、「日本からイジメを無くすために、“イジメはかっ…
この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(4枚)